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Raspberry Pi Zero (W) 事始め HW入手からSSH、ブラウザ環境

Last updated at Posted at 2017-04-30

Overview

Raspberry Pi Zero Wが発表になっていますが、いつまでたっても、主要な国内ストアで発売になりませんね。 海外ではちゃんと技適マーク付きで売っているのですが・・・。

幸いRaspberry Pi Zeroは売っていますし、ZeroとZero Wは共通のイメージで行けるようなので、先に事前準備をしていきましょう。

hardwareの入手

  • 日本だと、Switch Science さん や KSY さんなどから入手したり、
  • 海外だと、Pimoroni などから入手できるかと。

Raspbian の 用意

Raspberry Pi Zero (W)上で動かすLinux distributionです。
(私はRPi3では、Ubuntu Mate使っています)

Download Raspbian image

本当はUbuntu Mateを個人的には使いたいのですが、Ubuntu MateはRaspberry Pi2/3しかサポートしていないので、RaspbianやNOOBSが基本的な選択肢になります。

NOOBSはなんとFATの上にファイル書き込むをするというもので、(普通はext4とかを直接焼き込みますが、FATの上にimgをおいておいて、loopback mountしているのかと。。。)、手持ちのSamsungの32GBのmicro SDで起動すると、resizing時にエラーになるようで (手順の通りSDA (SD Assosication)からformatterをdownloadして焼きましたけど・・・)、Raspbianは、期待通りのimgが普通に入っていたので、raspbianで試します。

https://www.raspberrypi.org/downloads/
からRaspbianを選択してたどるか、 ここ からダウンロードしましょう。

Burn Raspbian image to microSDカードの初期化

以下、MacOSでの例です.

[ここ]
(https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/mac.md) にもありますが、なんかごちゃごちゃしているので、やるべきことだけを書いておきます。

まず、どこにメディアがあるのかを確認しておきましょう (重要)

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
..snip..
/dev/disk1 (internal, virtual):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
..snip..
/dev/disk2 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
..snip..
/dev/disk3 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *32.0 GB    disk3
   1:             Windows_FAT_32 NO NAME                 32.0 GB    disk3s1

私の場合は、上のように、/dev/disk3が、焼き込みたい先であることがわかります。

次にunmountを行います。

$ sudo diskutil unmountDisk /dev/disk3
Unmount of all volumes on disk3 was successful

イメージを焼き込みます (私の環境での例)

$ sudo dd if=2017-04-10-raspbian-jessie.img of=/dev/disk3 bs=1m

Raspibianの設定

ssh の 設定

sshの設定覚書 などを参考にMac側の設定などは済ませておきましょう。

sshdの設定

Raspberry Pi側で、簡単にはGUI loginして、

$ sudo leafpad /etc/ssh/sshd_config

なお、vimも入っていないので、

$ sudo apt-get install vim

など先に入れておいも良いですね。

PermitRootLogin without-password

#RSAAuthentication yes				// RSAv1を非許可

#AuthorizedKeysFile  %h/.ssh/authorized_keys
AuthorizedKeysFile	%h/.ssh/authorized_keys // .ssh以下にloginしたいユーザー以下に鍵を置く意味

#PasswordAuthentication yes
PasswordAuthentication	no // 鍵のみにするために

Raspberry PiのIP Addressの確認

$ ifconfig

で、Raspberry PiのIP addressを確認

Raspberry Piのsshのauthorized_keysの設定

Macなどから

$ scp ~/.ssh/id_rsa.pub pi@xxx.xxx.xxx.xxx

や、USB経由などでid_rsa.pubをコピー

Raspberry Pi上で

$ cd /home/pi
$ mkdir .ssh
$ chmod 0700 .ssh
$ mv id_rsa.pub .ssh
$ cd .ssh
$ mv id_rsa.pub authorized_keys
$ chmod 0600 authorized_keys

みたいにしてログイン用の鍵の設定。

authorized_keysのみでのloginを有効にする

Raspberry Pi上で

$ sudo systemctl restart ssh

実際のssh

$ ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx

鍵のファイル名やポート番号を変更した場合は、以下のように

$ ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx -p 10022 -i ~/.ssh/id_rsa

指定するのは秘密鍵

上のように毎回書くのが嫌な場合は、

~/.ssh/config
Host rpi
    HostName raspberrypi.local
    User pi
    Port 10022
    Protocol 2
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
    ServerAliveInterval 60

みたいにしておけば、

$ ssh rpi

だけでいけます。

ちなみに

pi@raspberrypi:~ $ ruby --version
ruby 2.1.5p273 (2014-11-13) [arm-linux-gnueabihf]
pi@raspberrypi:~ $ python --version
Python 2.7.9
pi@raspberrypi:~ $ git --version
git version 2.1.4
pi@raspberrypi:~ $ node --version
v0.10.29

ってな感じで、とりあえず、色々と遊べそうですね。

X環境で遊ぶ人向けに

  • やはりパフォーマンスは普段使っている Raspberry Pi3と比べると段違いに遅いです。

    • BogoMIPSでは697.95とか出ています (armv6 rev 7 (v6l))
    • 特に最初から入っているChromiumでブラウジングする気になれないレベルです。。。
  • というわけで、firefox を installしましょう  (これでもつらいけどまだなんとかなる・・・)

$ sudo apt-get install iceweasel

(apt-get install firefox ではinstallできません. logoの問題とかあるそうです)

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