2017/3/22現在の情報です。
irohaは日々開発が進んでいるので、最新の情報はレポジトリから読み解いてください。
目指すところ
- AWS上にirohaのサーバーが動作している状態を作る
- dockerで動作
- iroha1台の構成
- branchはmasterが対象
- 外部から、50051(gRPC)へ接続できる
AWSのインスタンス作成
ここでは、AWSにて構築します。選択したイメージはubuntu
Ubuntu Server 16.04 LTS (HVM), SSD Volume Type
インスタンスタイプは、t2.medium を選択。buildが必要なのを考慮して。もっと小さくてもいけるかも。
AWSのネットワーク設定
インバウンドのTCPの50051ポートを開ける。
送信元はよしなに。
build環境を整えbuildする
を参考に。
ubuntu環境を想定して書かれているので、だいたいそのままでいけます。
~ubuntu/iroha
にて作業。
sudoはご自身のポリシーで。build手順では、make installのみにするのが良いかと思います。あと、dockerが以下の手順だとsudo必要です。
以下、手順の中で留意事項(TIPS)
pythonにpathが通ってないと言われる
$ sudo ln -s /usr/bin/python3 /usr/bin/python
javaのヘッダファイルが読めないと言われる
$ sudo ln -s /usr/lib/jvm/default-java/include/linux/jni_md.h /usr/lib/jvm/default-java/include/
$ sudo ln -s /usr/lib/jvm/default-java/include/linux/jawt_md.h /usr/lib/jvm/default-java/include/
docker 構築
dockerをインストール
https://docs.docker.com/engine/installation/linux/ubuntu/
この辺
docker イメージを作成する
$ cd ~/iroha
$ sudo env IROHA_HOME=/home/ubuntu/iroha ./docker/build.sh
docker 起動
$ sudo docker run -d -it --name=iroha -p 50051:50051 hyperledger/iroha-docker
出来上がり。
動作確認としては、クライアントサイドが、iroha-pythonが追随しているので、それを使うのが吉。
https://github.com/hyperledger/iroha-python
また書けたら書く。
参考リンク
- オープンソースのブロックチェーン Hyperledger iroha をDockerで試してみた