iOSのレガシーコードのメンテナンスは修羅の道。
IntelliJ IDEAで有名なjetBrainsさんには、Objective-C用のIDEであるAppCodeという製品もあります。
iOSのレガシーコードをメンテナンスしていると色々なバージョンのXcodeを使用する必要がありますが、バージョン毎にインターフェースが大幅に変わっているので操作を覚えるのが大変面倒です。
そんなときに、AppCodeがあると全て同じインターフェースで作業できるのでとても幸せなわけです。
Xcodeも最新のバージョンではリファクタリング機能など随分良くなっていると聞きますが、昔のやつはいつまでたっても改善は望めませんからね。
ところで、最近レガシーな開発環境をMac OS X 10.9(Mavericks)+VMware Fusion 6の仮想環境に移行しようとしたのですが、ゲストにMac OS X 10.7(Lion)、及び、10.8(Mountain Lion)をインストールした環境では、AppCodeがまともに動作しないことが判明。ダイアログの中身が表示されない。キーをまともに受け付けないなど残念な状態になってしまいます。
というわけで、今回はその解決方法です。
解決方法1
こちらで、VMware FusionのゲストのMac OS X用にオープンソースのディスプレイドライバが公開されています。
ダウンロードしてインストールしましょう。
インストール&再起動後、環境設定のディスプレイから画面サイズを手動で選択してください。
解決方法2
素直にParallels Desktop 9 for Macを買いましょう。
VMwareに比べて若干不安定ですが、ディスプレイドライバなどがチューニングされているようで動作も速くオススメです。たまに固まるのでこまめなCommitは忘れずに。
尚、いまならAmazonで乗り換え版が安く売られています。
ではまた。
追伸
Parallels Desktop 9 for Macのパッケージ版を買った場合は必ず最新版にアップデートしてから使用しましょう。
初期版には、ゲストがMac OS Xの場合、ディスクの「再利用」を実行するとパーティションテーブルが破壊されるという困ったバグがあります。