先日、試しに構築したALMiniumでハマった文字コードについてメモします。どういう経緯で解消出来たかをつらつら書き留めるだけで、よけいな事しているかもしれません。そして間違っていたらごめんなさい…。
何があった?
ぼちぼち社内でGit導入をしたく、布教のために一つ検証用のリモートリポジトリを作ろうと思ったわけです。
せっかくだからTracとかRedmineも起ち上げてみようと思い、色々と楽が出来そうなALMiniumをインストールしてみました。特に問題なくインストール、起動までは確認。でもGitはそのままでは日本語ファイル名の扱いが上手でなかったのです。リポジトリブラウザでファイル名が化け化け。
今回の環境
ホスト側
- CentOS 6.4
- 最新版のALMinium
- Redmine 2.2.4.stable
- Ruby 1.9.3
- Rails 3.2.13
クライアント側
- Windows7 (64bit)
- msysgit 1.8.3
- TortoiseGit 1.8.0.0
まずはクライアント側
とりあえず諸々の導入はすっ飛ばします。で、コミットログとかの化けを解消する方法も他に譲ります。同じ方法で解消出来ます。で、今回やったのは…特にありません。
次にホスト側
ホスト側の設定ファイルを以下のようにしました。設定ファイルがどこにインストールされたかわからず、結構捜索しました…。うちの環境ではここで発見。
/var/opt/alminium/git/<project name>/config
【追記】どうやら/etc/の下にconfigファイル作ればシステム全体に適用されるみたいですね。
こちらにしっかり書いてありました…。
多分どこかにグローバル設定ファイルがあると思うんですが、今回はとりあえずプロジェクト単位で。次の1行を追加すると日本語ファイル名の化けが解消できました。
[core]
quotepath = false
めでたしめでたし
これでとりあえず「日本語使えないならヤダ!」というクレームは回避できそうです。WindowsのGitクライアントも問題なく動作するので「KUROIGAMEN」を見ると蕁麻疹が出るような方々にも布教できそうな予感。徐々に浸透させるべく邁進です。