概要
前回、アプリの起動まではやったので、実際にいじくり回してみた感触を箇条書きでまとめてみます。ただの個人の感想なので参考程度にしてください。
RocketChat
新進気鋭のアプリ。新しいが故か完成度がやや低い。
Pros
- UIがLet's ChatよりSlackっぽい。
- WebRTCによるビデオチャットに試験的に対応している。
- UIが日本語対応。
Cons
- デスクトップ通知が働かない。
- たまに挙動が激重になる。
- アバターが変更出来ない。
- ドキュメントが無い。
Summary
導入するには時期尚早という印象。とりあえずチャットだけ使えればいいという場合にはいいかも。更新も頻繁にかかるようなので、どうやって追従するかが課題か。
Let's Chat
完成度は高め。UIは3つの中で一番シンプル。
Pros
- 設定ファイルを書けば、ファイル共有やプライベートルーム作成も可能。
- UIが日本語対応。
- デスクトップ通知がされる。
Cons
- プライベートルームとパブリックチャンネルの見分けがつかない。
- 通知がONかOFFしか選べず、チャンネル毎やメンションのみ通知などが設定できない。
Summary
通知の設定が大雑把にしかできないが、実用に耐えるアプリケーション。ある程度完成されたChatが必要な場合はRocketChatよりオススメできる。
Mattermost
3つの中で最もSlackに寄せている。こちらも新しいため少々不安定か。
Pros
- 最初にチームを作るところからしてほぼSlack。
- デスクトップ通知がSlackと同等に細かく設定できる。
- ファイル共有も可能。
Cons
- UIは英語のみ。
- ドキュメントがほとんど無い。
Summary
日本語UIに拘らなければ一番オススメ。こちらもRocketChat同様に更新が頻繁にあるので、どうやって付き合っていくかが課題か。
まとめ
個人的にはMattermostが一番良かった。現段階でどれかを選ぶのであればMattermost。RocketChatは今後のマイルストーンを見るとv1.0あたりで化けそうなのでそれを待った方がいいかも。無難にいくならLet's Chatを選択すればドキュメントもあるので困ることも少ないだろう。