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スケジュール機能を利用したバッチ実行によるレポートの実行

Last updated at Posted at 2017-07-31

レポートのスケジュール実行と言えば、指定されたタイミングに指定された周期でレポートを実行するものですが、「トリガー」という機能を使用することで、トリガーとなるバッチファイルを実行したタイミングでCognosのレポートが実行されるように設定することが可能です。

設定自体はレポートのスケジュールから設定できます。

設定方法

トリガー実行したいレポートのプロパティからスケジュールタブを開きます。

スケジュールを「トリガー」に指定します。
ここで、トリガー名も指定しておく必要があります。

001.jpg

※フォーマットや配信方法などは、通常のスケジュールと同じように設定します。

トリガー実行

<Cognos Analyticsのインストール場所>\webapps\utilities\trigger 配下にあるtrigger.batに引数を渡しながら実行することで、トリガー駆動がスケジュールされたレポートを実行することができます。
コマンドラインなどからtrigger.batを呼び出してください。
※Linux環境では、trigger.shとなります。

実行コマンドは下記の形式になります。
trigger.bat URL [username password Namespace ID] "comma separated trigger list"

例えば匿名認証がオンの環境では下記のようなコマンドになります。
trigger.bat http://localhost:9300/p2pd/servlet/dispatch trigger

trigger.bat実行後、下記のメッセージが返されると実行成功となります。

"Trigger: fired successfully"

002.jpg

実行確認

レポートに対して通知を受け取る設定をしている場合、スケジュール実行がされるとようこそ画面で通知を受け取ることが可能になります。

003.jpg

このトリガーによるレポート実行を使用することで、任意のタイミングでレポート実行を可能にすることから、DBのデータが更新されたタイミングで最新レポートを見るといった要件にも対応可能となり、運用の幅が広がる気がします。

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