ECMAScriptでは基数変換に2進数から36進数まで使える

よく忘れるので書くことにした。10進数から36進数の計算、ふつうに実装しても良いのだけど、ほとんどのJavaScript処理系では1メソッドで書ける。

ECMAScript 5.1を読むと、次の様に書いてある。

15.7.4.2 Number.prototype.toString ( [ radix ] )
The optional radix should be an integer value in the inclusive range 2 to 36.

• 5.1 Edition/June 2011, ECMAScript® Language Specification

はい。そして現在使われているほとんどの処理系（Node.js、Chrome、MSIE、Opera、Safari）は36進数変換に対応している。逆に36進数をNumberするには、parseInt(string, radix)で良い。

n = 300;
console.log(n, n.toString(36)); // -> 300 "8c" 
console.log("8c", parseInt("8c", 36)); // -> 8c 300