初級者向けVisualStudio便利機能集Vol.1

  • 215
    いいね
  • 0
    コメント
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

次回:初級者向けVisualStudio便利機能集Vol.2
VisualStudioはかなり多機能なIDEですが、意外とあるようで見当たらないのがその各機能、特に便利なものをまとめた記事です。
というわけで私の知る範囲内での便利機能を挙げていこうと思います。必須レベルのものも多いですが。
基準のバージョンはVisualStudio 2013 ProfessionalですがExpress Editionでもほぼ変わらず使えるはずです。

ちなみにショートカットキーは[ツール]→[オプション]→[環境]→[キーボード]から設定可能です。
つかいづらいですが。

基本

文字の検索/置換

Ctrl+F : 文字の検索
Ctrl+H : 文字の置換
※[編集]→[検索と置換]→[クイック検索]でも可

検索/置換の対象を指定できるため、「選択した部分だけで置換」のようなことを行えるので便利です。
これに加えてCtrl+,または[編集]→[移動] でも検索と移動が行えます。
こちらは通常の検索と違ってリストで表示してくれるので「なんとなくこんな名前だったけどなんだっけ」などの場合に使えます。

矩形選択

普通、行をまたいで選択する場合は前の1行+次の何文字のように選択されますが、
そうではなく「ある四角形の範囲で選択」をすることも出来ます。
やり方は、「Altを押しながら選択する」です。

自動インデント

Ctrl+K 続けて Ctrl+D : ファイル全体のインデント調整
Ctrl+K 続けて Ctrl+F : 選択範囲のインデント調整
※[編集]→[詳細]→[ドキュメント/選択範囲のフォーマット]でも可

コードを書いているとインデントがめちゃくちゃになることがあります。
そういうインデントを自動的に直してくれます。VS2013くらいまでになると出番は少なくなってきた気もしますが。

コードの折りたたみ

Ctrl+M 続けて Ctrl+L : ファイル全体の折りたたみ/展開
Ctrl+M 続けて Ctrl+M : 選択範囲の折りたたみ/展開
※[編集]→[アウトライン]でも可

VisualStudioでは関数やクラスなどの塊をたたんでくれる機能があります。
(コードの左に表示されている+やーなどを押すとたたんだり展開したりできます)
それを一括で行う機能です。
長い関数をたたんだりできるので見やすくなります。

コメント

Ctrl+K 続けて Ctrl+C : 選択範囲のコメント化
Ctrl+K 続けて Ctrl+U : 選択範囲のコメント解除
※[編集]→[詳細]→[選択範囲のコメント/コメント解除]でも可

選択した範囲を一括でコメント(//や//を自動挿入)にしたり解除したり出来ます。

クリップボードリング

Ctrl+Shift+V : クリップボードリングを使って貼り付け
※[編集]→[クリップボードリングの切り替え]でも可

VisualStudioではCtrl+Cなどでコピーした文を履歴として持っています。(過去15回分らしい)
クリップボードリングを使うとその履歴から貼り付けることが出来ます。
使い方はCtrl+Shift+Vを連続で使うことでコピーした文を順番に辿って過去のコピー情報から貼り付ける事が出来ます。

関数定義へ飛ぶ

F12 : 選択した関数の定義へと飛ぶ

はい、そのままです。定義部分へ飛びます。自作クラスとかで便利かも。

カーソル位置履歴の記録

Ctrl + -(マイナス) : 直前のカーソル位置に戻る
Ctrl + Shift + - : 次のカーソル位置に進む

直前にマウスカーソルが止まっていた位置までカーソルを戻します。(または進めます)
上記関数定義などのジャンプ系のコマンドと一緒に使うと便利(元の位置に戻れる)

VisualStudio2008あたりでナビゲーションとか言われていた機能です。
(最近なんというのかは知らないです。どこにいったのかと思っていたら普通にありました)
nav.png

タスク一覧

[表示]→[タスク一覧]
特定形式でコメントを書くとその行がタスク一覧ウインドウに表示されます。
ダブルクリックで飛べます。
dfd.PNG

//TODO:が基本ですが、この他にもあります。
自分で追加したりもでき、どの文字がタスクとして認識されるかは[ツール]→[オプション]→[タスク一覧]で確認/追加できます。

Intellisense関係

VisualStudioにはIntellisenseと呼ばれる自動補完機能があります。
改めて主要な機能を紹介します。

関数引数の表示

Ctrl+Shift+Space : 関数引数の表示(パラメータヒント
関数名を打って、引数の最初の括弧"("を入力するとその関数の引数を表示してくれます。
関数の引数を忘れてもこれで思い出せるので積極的に活用しましょう。
ちなみに、太字になっている部分が現在入力している引数です。

なお、終わりの括弧")"を入力すると消えます。
その場合はまた関数はじめの括弧を打ち直すかショートカットキーを入れれば出てきます。

入力補完

Ctrl+Space : Intellisense呼び出し
関数名を途中まで打ってからCtrl+Spaceを押すとそこまでの文字から考えられる関数名を列挙して表示してくれます。
また、Enterで確定するかそもそも選択肢が1つしか無いと選択した関数名を最後まで補完してくれます。

メンバの表示

構造体やクラスはメンバアクセスのドットやアローを打つとそのメンバを表示してくれます。
逆に言えばドットやアローを打った時にIntellisenseが表示されなければコードが間違ってる可能性があるのでそういう判断にも使えないこともないです。
たまに機能しなかったり(時に過去バージョンのVS)するので過信は禁物ですが。