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MacからWindowsへリモートデスクトップ接続した際の使いづらいキーボードを改善する方法

Last updated at Posted at 2016-11-05

はじめに

MacからWindowsへリモートデスクトップ接続して使っている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?
接続するだけなら簡単なのですが、常用しているとキーバインドがデフォルトでUS配列だったりと不便なことが多いです。(手元のMacはJIS配列

このエントリでは、MacからWindowsへリモートデスクトップ接続した際の使いづらいキーボードを改善する方法を説明していきます。

課題1:キーボードがUS配列として認識される

なぜだかわかりませんがMicrosoft Remote Desktopを使うとデフォルトのキーバインドがUS配列として認識されます。

対処1-1:レジストリを修正する

調べたところキーボードの設定はレジストリの下記のレジストリにて制御されているようです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\KeyboardType Mapping\JPN
"00010002"="kbd101.dll"

この値をJIS配列であるkbd106n.dllに設定します。

対処1-2:Remote Desk Top Betaを使用する

上記の設定だけではなぜだかまだUS配列としてしか認識されません。しかし、Beta版のRDPを使うとこの問題を解決できます。
ダウンロードはMicrosoft Remote Desktop for Macからできます。

課題2:CommandがWindowsキーになり使いづらい

対処2:Karabinarでキーバインドを変更する。

  • Karabinarというキーボードカスタマイズツールがあります。
    これを使用すると「RDPアプリがアクティブののときCommandをControlとして扱う」といった高度なキーバインドの変更ができます。

  • インストール後、Preferencesを開き下記にチェックを入れます。

    • Command_L to Control_L
    • Control_L to Command_L
  • 注1:Change KeyタブのSearchvirtualと入力すると楽です。

終わりに

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