24
25

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

EmacsでMarkdownプレビュー

Last updated at Posted at 2015-09-04

はじめに

Emacsmarkdown-modeは、Markdownを編集するためのシンタックスハイライトとコマンドを提供する。
今回は、markdown-modeで編集中のMarkdownファイルをプレビューするためのmarkdown-commandmarkdown-open-commandの設定を紹介する。

動作環境

  • OS X 10.7以降(Marked 2が動作するOS X)
  • Emacs
  • Marked 2

Emacsとmarkdown-modeのインストール

Emacsのインストールは下記のサイトを参考のこと。

markdown-modeのインストールは下記サイトを参考のこと。

なお、Emacs Lisp Packageの管理はEmacs 24から標準で添付されているpackage.elを使うと簡単にできる。

ブラウザでMarkdownプレビュー

編集中のMarkdownをブラウザでプレビューするにはmarkdown-commandを利用する。

  1. Markdownをhtmlに変換するためにMarkdownスクリプト、またはmultimarkdownコマンドをインストールする。(どちらか一つで可。)
    Markdownスクリプトはパスの通ったディレクトリに保存し、実行権限を与える。
    multimarkdownはHomebrewやMacPortsからインストールできる。

    Homebrew

    $ brew install multimarkdown
    

    MacPorts

    $ sudo port install multimarkdown
    
  2. .emacs、または~/emac.d/init.elに以下の設定を追加する。

    Markdownスクリプトの場合

    (setq markdown-command "(Markdownスクリプトの名前)")
    

    multimarkdownの場合

    (setq markdown-command "multimarkdown")
    

上記を設定することで、Markdownファイルを表示し

Marked 2でライブアップデートMarkdownプレビュー

上記の方法でブラウザでのMarkdownプレビューは可能になるが、編集のたびに一時ファイルを生成しなければならない。このため、markdown-open-commandを設定し、MacアプリケーションのMarked 2を使って、ライブアップデートMarkdownプレビューを実現する。

  1. Marked 2をインストールする。

  2. パスの通ったディレクトリに以下のスクリプトを保存する。

    #!/bin/sh
    
    if [ "$1" ]; then
        open -a "Marked 2" "$1";
    else
        open -a "Marked 2";
    fi
    
  3. .emacs、または~/emac.d/init.elに以下の設定を追加する。
    なお、下の例では2で保存したスクリプトをmarked2という名前で保存している。

    (setq markdown-open-command "marked2")
    

上記を設定することで、Markdownファイルを表示しC-c C-c oを押すと、Marked 2が起動する。ブラウザでのプレビューとは異なり、カスタムでCSSを設定でき(デフォルトでgithub.cssが添付)、保存のたびにライブアップデートされ、非常に使いやすい。

補足

Marked 2は通常$13.99のところ、$9.99で購入が可能(2015/09/04時点)。また、無料でのお試しも可能。

24
25
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
24
25

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?