Xcode 8 からsize inspectorなどでも普通に0.5刻みの値を使えるようになりました。
ようやく、よーやく! Interface Builderで座標の値に0.5が使えるようになった。
— Shingo Sato (@gonsee) September 14, 2016
以下は古い情報ですのでご注意ください。
StoryboardやxibをInterface Builderで編集するとき、ビューの座標に0.5刻みの値を使いたいことがあると思います。例えばセルに高さ0.5の罫線を乗せたいときなどです。こういう場合に、右カラムのsize inspectorでheightに0.5と入れても1に切り上げられてしまってうまくいきません。
しかしAuto Layoutのconstraintに限っては、AlignやPinから0.5刻みの値を設定することができます。
これで高さ0.5のconstraintが設定できました。
ただしsize inspectorでは相変わらず0.5刻みの設定ができないので、Editを押すと0にまるめられてしまいます。
また、constraintで高さ0.5としながらもframeの高さは0になっていることに注意してください。この状態でも制約は満たされていると見なされるようで、misplacedの警告は出ません。frameの方に0.5刻みの値が入ってしまうと、次回このファイルを開いたときに勝手にまるめられてしまいます。
特に複数人で開発しているときなど、これによって意図せぬ差分が出てしまうので注意が必要です。