この記事は Pepabo Advent Calendar 2014 - Qiita の20日目の記事です。 昨日は @kurotaky くんの 問題解決時に意識していることをまとめてみる でした。
はじめに
こんにちは。
普段はGMOペパボで、カラメルのデザインやディレクターぽいことをしています。
突然ですが、私はブロッコリーが大好きです。(一番好きなのはビールです)
先月、社内で行ったLT大会ではブロッコリー愛について熱く語らせていただきました。(一体誰得なのか)
と、いうことで今回のお題は
私は非エンジニアなので、勢いで参加したアドベントカレンダーのネタをどうしようか悩んだのですが、好きな事ならがんばって書けそうなので、今回のお題はブロッコリーに関するお話にしました。
「ロマネスコ」という野菜をご存知でしょうか?
ドリルのような形状で、なんじゃこの見た目という感じですが、
ブロッコリーやカリフラワーの仲間です。
食感的にはカリフラワーに似ています。
規則正しく並ぶ花つぼみ
ロマネスコの花つぼみ(ドリルの部分)は頂点に向かって螺旋状に配置され、その形状はフラクタル図の幾何学模様を表しています。
フラクタル図とは、ざっくり言うと、拡大しても拡大しても同じ模様が繰り返される図形のことです。
ドリルの部分を拡大すると、小さいドリルがあり、さらにその小さいドリルの中にはもっと小さいドリルがあり…
そのような、無数のドリル型の花つぼみで、ロマネスコは形成されています。
さらに、そのドリルの配置はフィボナッチ数列に従っています。
フィボナッチ数列とは、隣り合った数字を足すとその隣の数字になり、その比がどんどん黄金比に近づいていくというものです。
規則性に感じる美しさ
ある規則に基づいた配置や物事は、身の回りにたくさんありますが、デザインにも当てはまります。
ロゴ1つを作るにしても、グリッドやルールに従って形を作っていきます。
Appleのリンゴマークも、フィボナッチ数や黄金比に基づいてデザインされています。
ロゴの話も好きなので、それはまた別で記事にしたいと思います。
さいごに
人が見てきれいだと感じるにはどのようにしたら良いか、日々デザインする上で意識しています。
このような自然界に見られるルールを知ることなんかも、ヒントになるかもしれないですね。
明日は tsuchikazu@github です!