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AWS Summit 2014 2日目に行ってきた

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自分のAWS利用歴は2年と3ヶ月。
Summitは初参加だったが、刺激と面白さを再発見させてもらった。
また次回も行きたいと思えるイベントだったので、今日とったメモ+感想を晒しておく。

※ memo部分はあくまで話聞きながら個人でとったメモなのでワードだけな部分も多いです。
 感想もあくまで個人の感想です。

主に聞いたセッションはWeb,ゲーム系。
こんなこと言ってなかったぞ!ってとこがありましたらご指摘いただけると幸いですm(__)m

Timetable

AWS+Windows(C#)で構築する.NET最先端技術によるハイパフォーマンスウェブアプリケーション開発実践

登壇者

株式会社グラニ CTO 河合氏

感想

事例としては何回かwebで見たことがある。
DBの水平分割disにはヒヤヒヤ。前職の方が聞いたらなんと仰るか怖い。
ギルドバトルの負荷については同じような経験をしているので共感できた。

memo

  • AWS+C#

  • PHP→C#への移行(Microsoft MVP4名いたことが大きい)

  • Unity使ってクライアントからサーバーサイドまでC#計画

  • 100APサーバー 10,000リクエスト/秒 100,000,000 PV/日

  • c1.xlarge*50~150(ROでc3.2xlarge検討)
    →AutoScaling

  • RDS最高(MySQL)
    →PITR最高。
    →SQL Serverの性能が低かった(使い始めた当時はMultiAZもなかった※現在はある)

  • DBは機能分割による垂直分割

  • 水平分割dis。トランザクションの考慮とかデータ整合性とかツールとの相性の悪さとか…

  • キャッシュの徹底

  • ギルドバトル系アプリあるある
     →ピーク時とそれ以外の負荷の差
     →AutoScaling

  • ElastiCacheRedisは出た当初試したが、性能でなかったので今もEC2 on redis

  • sumologic
    http://www.sumologic.com/

データで見るAWS運用監視ノウハウ ~Webもゲームもエンタープライズも~

登壇者

アイレット株式会社 エヴァンジェリスト/ソリューションアーキテクト 吉田氏

感想

各データの数字を出しての解説で、大変スライドが見やすく聞きやすかった。
監視環境がNagios + Sensuというところが、自分的には詳しく知りたい所。

memo

  • Nagios + Sensu だれでもアラートに対応できる監視環境 
  • cloud pack nightで監視周り話すかも
  • 運用体制:1000台程度 / 20名 = 一人あたり50台
  • 利用状況:91%がweb系、内33%がゲーム系 基幹系:1% 情報系:8% 今後基幹系、業務系が伸びる見込み
  • 意外にも大企業さんからの利用がある(当初は中小企業が対象と考えていた)
  • ビッグデータ
    課題:収集と可視化

AutoScale×ゲーム ~運用効率化への取り組み~

登壇者

株式会社サイバード 本田氏 藤原氏

感想

前半のAutoScaling導入までの注意点や導入後のSpotインスタンス活用&苦労話。
自分も同じ経験をしており、過去に話させていただいたことがあったが、見やすさ・わかりやすさで敗北感。
http://www.slideshare.net/gacha-ru/autoscaling-31645943
(リンクは自分のスライドです。改めて見直すとフォント悪い…。iCloudのKeynote(Beta)のせいですそうなんです)
声もハキハキしていて聞きやすかったので、見習うべき点が多かった。

後半はGlusterFS + Serf
Serfの登録はホスト名で、との考えは同じ意見。
ホスト名の命名規則とかどうしてるのか…気になる。
Serfのノード間の伝播は早い。

memo

  • 各ゲーム毎の専用AMIとChefでやる部分分け

  • S3マウントが高負荷時に外れる

  • Serf + GlusterFS

  • fluentd + Docker + Jenkins
     →中継サーバーのリソース活用

スマホゲームを支えるインフラ運用(仮)

登壇者

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 岩田氏 菊池氏

感想

印象的なのは「普通のことしかしてません」ということ。
あれだけの規模のゲームでも普通のweb構成。(台数は不明。スライド内での構成図見た感じ)

Enterprise Support

良さは、体験したことがあるので完全に同意。
即時応答していただける安心感。
要望を直に伝えることができる。
今後対応予定なサービス、機能について伺うこともできる。
テクニカルアカウントマネージャ(TAM)がついてくれる。(直接電話回線あり)
「急ぎで対応お願いします」という無茶を聞いていただけたりしたことも(本来は*営業日と書いてあるような申請…。申し訳ありません。)
値は張るがAWSをヘビーに使うのであれば入っても損はないと思う。

RI(リザーブドインスタンス)

インスタンスタイプはどんどん新しくなるし、性能は良くなるし、安くなるし、ということでどれ買っとけばという悩み。
半年で元が取れる
 →6ヶ月継続利用するかを検討
 →逆に6ヶ月で捨てる判断してもOK(もう元はとってるし)
 分割適用が可能
 例:c3.2xlarge = c3.xlarge *2 とすることができる
というところは目からウロコ。
ちゃんと計算してみよう。

memo

  • ふつうのコトしかしてないよ

  • CloudFront,Dynamo DB使ってる

  • 今気になるサービス:CloudTrailで作業履歴取れるか気になってる

  • PCオンラインゲーム10年以上運営の歴史
     →オンプレMAX1000台超あったのに何故AWS
      →・インフラ舞台との連携不要
        少人数での開発。サーバーエンジニアが自分で建てられる環境。
       ・サービス終了時のリスクヘッジ
        当たらなかった場合の、サーバーが固定資産として残らない。
       ・拡張性
        サービスイン後のユーザー増加に耐えられなかったが、サーバー調達に一週間
        大幅な機会損失

  • API設計
     無駄な暗号化、SSL、通信をしない
     データの保持場所設計しっかり
     サーバー側のデータが正

  • こんそりでーとびーりんぐでコスト稟議一括管理

  • AWS Enterprise Supportいいよー
     15分以内応答。
     TAM!

  • RI(リザーブドインスタンス)について
     契約するべきかの判断基準
     半年で元が取れる
     →6ヶ月継続利用するかを検討
     →逆に6ヶ月で捨てる判断してもOK(もう元はとってるし)
     分割適用ができる
     例:c3.2xlarge = c3.xlarge *2 とすることができる!逆は無理。

徹底討論!ゲームプラットフォーマーのクラウド活用術

登壇者

モデレーター:ADSJ株式会社 ソリューションアーキテクト 安川 健太氏
パネリスト:株式会社ディー・エヌ・エー 小野 篤司氏
      グリー株式会社       梶原 大輔氏
      株式会社ミクシィ      清水 勲氏

感想

オンプレはほとんど経験無いので、ハイブリット環境のお話はためになった。
インフラエンジニアに求められる役割やスキルに変化は?という質問では、
やはり最近言われ続けていること、プログラミングスキルは必須になっていくと言う事が言われていた。
AWSを使う上で、「マネージメントコンソールに頼らない運用」とするために、
CLI操作化は必須であるし、様々な言語でSDKがあるので出来ないといっている場合ではないなぁと。
botoではそこそこ書いてますが…コピペプログラマーじゃだめだぁ。

memo

  • クラウドの利用状況は?
    mobage
     クラウドパック使っとる
    GREE
     オンプレ:openstack化
          Docker,KVM
     Cloud:AWS…だけではない
    mixi
     オンプレ+AWSの組み合わせ
     モンスト:EMR、DirectConnectぐらい。あとは普通(EC2,S3,CloudFront,RDS,Dynamo)

  • AWS使うきっかけは?
    mobage
     Facebookゲーム。北米でのリリースに対応するため。USリージョン
    GREE
     AkamaiからCloudFront入れ替えで導入
     今年の3月に入れ替え(値引きのタイミングでコスト計算。今後も下がる見込み大だし)
    mixi
     新しいサービスを始めようと思った時にtry&errorし易い環境

  • クラウドの利点
    コスト:まだオンプレのほうが…でも今後価格競争に期待
    インフラの共通話題、コミュニケーション
    スピード感:急激なトラフィック増への対応
    API共通化により、使い方も共通化できる
    海外展開考えるとAWSしかないんじゃない?
    →現地でサーバー調達、管理は難しい!

  • オンプレ+AWSなハイブリッド戦略について
    AWS DirectConnect
    急激なトラフィック増加への対応として、追加をAWSで
    DBはMariaDB使いたかったり、
    RDSの性能がでなかったり
    →最近は性能出るようになってきたよ!
    →頻繁に新しいインスタンスでるので常に見直していく必要はあるかと
    Latencyは?
    →大丈夫。問題ない!
     

  • 今後期待すること
    コスト:オンプレ持ってる側にはまだメリットが少ない
    ストレージベンダーと共有して、バックアップをAWSに飛ばせるようにならない?
    openstackとAPI違いすぎるで
    価格競争するようになってくんないかな
    Docker使えるだけじゃなく、コンテナ単位でできるようなサービスとかあるといいな
    コンテナーマネージメント

  • 海外展開について
    リージョン間通信をインターネット経由じゃなく専用線で
     →実はNW経路は変更されており、インターネット経由ではない
    リージョン間での使い勝手
     →スナップショット共有できたり、進めていく予定ではある
      今後力を入れていく部分

  • 中国について
     他のリージョンと同じ品質で使えるのであれば…使いたいかな
     mixiはAWS使うかどうかわからない?

  • インフラエンジニアに求められる役割やスキルに変化は?
     mobage:ソフトウェアの開発能力 = ぷろぐらみんぐ!
     GREE:debian内の黒魔術→Chef!
         NWもソフトウェア
         ハード・ソフトに別れないスキル
     mixi:マネージメントコンソールを触らない運用
        新しい機能へのキャッチアップ意欲

【ナイトイベント】JAWS-UG in AWS Summit Tokyo2014

感想

アホみたいな感想しか出てこないのであまり書けないが、

  • Warnerさんでかい
  • LTのプロを見た
  • ウルトラクイズ値下げ回数で間違えてしまった。痛恨のミス。

総合するとラスベガス行き羨ましい、ということ。

個人的まとめ

前職の方と会場で偶然あった為、一緒にまわることが出来た。
開発側の方だったので、視点の違い等、色々と話しながらまわれたのはかなり為になったし、楽しかった。
やはり「同じ業界の友達をつくる」というのも重要な事だと感じた。

また、前職の別の方にもお会いしてお話させていただいたが、自分の負の遺産がががが…。
今思えば「自動化」だけが目的となってしまったスクリプトだった。(ドキュメントほぼなし、メンテナンス性最悪)
大変申し訳無いですm(__)m

AWSSummit、JAWS-UGと今後は参加だけではなく、自分でも話せるように経験や知識をつけていきたい。
同業界(Web系)以外のお話も普段聞くことが出来ない分、新鮮な経験になると思うので、次回はそういったセッションにも参加するようにする。
KAIZEN PLATFORMのおねえさん綺麗だった。

最後に、忙しい中参加させていただいた先輩に感謝。

おまけ

おみやげ
AWSSummit20140718_omiyage.jpg

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