Android再入門 - エミュレータの作成

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はじめに

ここでは、エミュレータの作成と起動、日本語環境の設定を行います。

エミュレータとは

PC上でAndroidアプリの動作確認ができるプログラムのことです。
様々なバージョンや画面解像度の端末が存在するAndroidでは、実機がなくてもPC上で動作確認ができるように、バージョンや画面解像度を指定して、エミュレータをいくつも簡単に作成できます。

エミュレータ - Wikipedia

事前準備

HAXMとIntel x86 Atom System Imageを組み合わせるとエミュレータが快適になるのでセットアップしましょう。
元ネタ:【番外編】Androidの爆速エミュレータ環境を構築する | クラスメソッド開発ブログ

追記:Mac OS X Mountain Lion 10.8.2の場合は、OSごとクラッシュする問題があり、HAXMのHotfixがIntel公式のダウンロードページから提供されています。「release_1.0.4-hotfix」をダウンロードして、下記の「IntelHAXM_1.0.1.mpkg」の代わりにインストールしてください。
元ネタ:Issue 37826 - android - Using Intel x86 emulator image with HAXM crashes OSX - Android - An Open Handset Alliance Project - Google Project Hosting

HAXMとx86イメージをダウンロードする

Linuxの方は、Android SDK Managerでダウンロードできないそうなので Linux上でAndroidの爆速エミュレータ環境を構築してみた。 - Develop with pleasure! を参照してください。

  1. ツールバーの をクリックして「Android SDK Manager」を起動します。
  2. 「Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM)」にチェックを入れます。

  3. 作成したいエミュレータのバージョン(今回はx86イメージがある最新のバージョンということで4.1.2にしましょう)の「Intel x86 Atom System Image」にチェックを入れます。

  4. 「Install x package…」をクリックしてインストールします。

HAXMをインストールする

HAXMは、上記の手順ではダウンロードするだけなので、まだインストールはされていません。ダウンロードされたファイルを直接実行してインストールします。

  1. Android SDKがインストールされているディレクトリの extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager/IntelHAXM.dmg をダブルクリックします。(Windowsの方も同じディレクトリにインストーラーがあると思うのでインストールしてください。割愛すみません。)

  2. 「IntelHAXM_1.0.1.mpkg」をダブルクリックします。

  3. ウィザードに沿ってインストールが完了すればOKです。

エミュレータの作成

  1. ツールバーの をクリックして、「Android Virtual Device Manager」を起動します。

  2. 「New」をクリックします。

  3. 以下のように入力、選択して「Create AVD」をクリックします。

  • AVD Name: 好きな名前を入力します。あとで分かりやすいようにバージョンや画面解像度などを含めた名前をつけると良いかと思います。
  • Device: 特定のデバイスのエミュレータを作るか、画面解像度を基準に選びます。今回は懐かしのNexus Sにしました。
  • Target: 作成したいAndroidのバージョンを選択します。今回はx86なエミュレータを作りたいので4.1.2にしました。
  • CPU/ABI: Intel Atom (x86)を選択します。
  • Keyboard: チェックを入れるとPCのキーボードで入力ができます。チェックを外すとエミュレータの中にソフトウェアキーボードが表示されます。
  • Skin: エミュレータの外観を表示する場合はチェックを入れます。
  • SD Card: エミュレータが備えるSDカードのサイズを入力します。
  • Emulation Options:
    • Snapshot: 終了時の状態を覚える機能ですが不具合が起きることの方が多くメリットを感じないので個人的には使いません。
    • Use Host GPU: オンにするとPCのGPUを使うようになるのでOpenGLを使っているランチャーなどが速くなります。

エミュレータの起動

  1. 一覧画面で起動したいエミュレータを選択した状態で「Start...」をクリックします。

  2. 「Launch」をクリックします。そのまま起動するとかなり大きいので「Scale display to real size」にチェックを入れて「Screen Size」を13インチMacBookであれば10ぐらいにすると丁度いいです。他のサイズのディスプレイの方は数字を変えて調整してください。

  3. 「HAX is working and emulator runs in fast virt mode」と表示されたらHAXが効いている証拠です。HAXが効いていない方は、HAXMのインストールを再度確認してください。

  4. エミュレータが起動するまでしばらく待ちます。起動すると以下のようにホーム画面が表示されます。このエミュレータ内をマウスでクリックすることで、端末と同じ操作ができます。
    右側が端末のボタンに相当するものです。BackキーやMenuキー、Homeキー、十字キーなどをクリックすれば端末と同様のキーイベントが発行されて、そのボタンを押したことになります。

エミュレータを日本語環境に変更

エミュレータはデフォルトで英語環境になっているので日本語環境に変更しましょう。
1. ホーム画面の以下のアイコンをクリックします。

![](https://dl.dropbox.com/u/944822/start-android/avd-home-launcher.png)2. 「Custom Locale」をクリックします。    ![](https://dl.dropbox.com/u/944822/start-android/avd-custom-locale.png)3. 画面をドラッグしてスクロールして「ja_JP」を探します。見つかったら「ja_JP」をクリックして選択して、「Select 'ja_JP'」をクリックします。

![](https://dl.dropbox.com/u/944822/start-android/avd-custom-locale-ja.png)4. 日本語環境になりました。Homeキーをクリックして、ホーム画面に戻ります。    ![](https://dl.dropbox.com/u/944822/start-android/avd-custom-locale-ja-selected.png)

「Camera」が「カメラ」になっています。これで日本語環境の設定は完了です。「カメラ」が表示されていない場合は、別のスクリーンに移動しているかもしれません、もう一度、Homeキーを押すと真ん中のスクリーンに移動できると思います。    ![](https://dl.dropbox.com/u/944822/start-android/avd-home-ja.png)

エミュレータが起動した後は、Eclipseに戻って「Android Virtual Device Manager」は閉じて構いません。

エミュレータについては以上です。お疲れ様でした!