Mobile Center とは
Mobile 開発に必要なものがひとまとめになったオールインパッケージよのようなものです。
いろいろな機能があります。例えば、アプリの 継続的インテグレーション、UI Test, アプリのクラッシュ管理、、、
今(2017/04/12) はまだプレビューなので、いろいろと機能が足りないところがありますが、かなり使える楽しみなサービスです。
やったこと
1. Mobile Center で Android/Xamarin な App を追加する
Add new というドロップダウンボックスをクリックすると出てくる、メニューの Add new app というボタンをクリックして追加します。
アプリの名前等を入力します。
自分は以下の設定にしました。
- AutoCalc.Android
- Android
- Xamarin
2. Build タブをクリックする
左側にあるメニューの中から、 Build と書かれたメニューをクリックします。
3. Build するソースの取得元に Github を設定する
ソース元の選択
最近アップデートされて、 BitBucket のソースコードも選択できるようになったようですね。
Visual studio Team Services はまだサポートされていないみたいなので、楽しみですね。
Bitbucket: Connect to source code repositories using GitHub... and now BitBucket, too! VSTS support coming soon.
[https://docs.microsoft.com/en-us/mobile-center/general/changelog:embed:cite]
リポジトリの選択
検索ボックスを使うと簡単にリポジトリを見つけれる。
ブランチの選択
スクショでは、 master ブランチしかないです。。。すいません。
ブランチを選択すると、確認ページみたいなのに飛ぶので、 Set up Branch をクリックして、起動してみてください。
プロジェクトの選択や、ビルドするモード等の選択
Visual Studio team Services で ビルド定義を作るときと違って、簡単にプロジェクトを指定してビルドするようにできます。
Build on push のオプションを有効にすると、 Github にプッシュが来た時に自動でビルドを走らせれるようです。
また、今回はテストみたいな感じでやるので、 Sign の部分は設定していません。
4. ビルド開始してみる
ページが遷移して少し待つと、自動で最初のビルドが開始します。
5. ビルドが成功
あっけなく、アプリのビルドが成功してしまいました。 Visual Studio Team Services と比べると、はるかに簡単に継続的インテグレーションできます。
右上のあるコミットナンバーのところから、 Github のコミットの画面に飛べます。
また、ダウンロードのドロップダウンボックスのメニューからは、
Download build のメニューからは、 **.apk* ファイルがダウンロードできます。
Download log からは、 Build のログが zip でダウンロードできます。
まとめ
Mobile Center は、VSTS よりもはるかに手軽に、ハードルが低く利用を開始できるツールだと感じました。
ただ、今回は、利用しませんでしたが、 Xamarin Test Cloud がラップされた、 Test という機能もあることから、 モバイルアプリ、中でも Xamarin に特化されているなと感じました。たとえば、 ASP.net core などを 使ってごにょりたいときは、 VSTS を使うしかないのかなと。。。