はじめに
Unity5のプロファイラも十分に使うことは可能ではあるものの、もっと詳細に、特にRender周りで調べたい場合にAdrenoを使うと非常に役に立つ。ここではWindows環境+AndroidアプリでのAdrenoの導入から接続までの方法を簡単にまとめる。
Adrenoの導入
以下のサイトから入手できます
(※アカウントの登録が必要です)
ttps://developer.qualcomm.com/download/software
Software DownloadsのページでProfilersの項目から使用するOSに合ったAdrenoを選択しダウンロードします。
その後、インストーラーを起動すれば完了です。
Adrenoに必要な環境
WindowsであればWin7以降であればOK。
AndroidSDK(ADK)が必要です。またADKの特定のパスを環境変数に設定する必要があります。(ミスがあるとConnectionがうまくいきません)
パスは以下のように設定します。
C:\ADK\r24.4.1\tools;C:\ADK\r24.4.1\platform-tools
アプリの設定
Adrenoの設定が完了したら、\Plugins\Android\AndroidManifest.xmlに変更を加え再度ビルドします。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
<uses-permission android:name="com.qti.permission.PROFILER" />
#Adrenoと接続
Adrenoと接続する前に以下のコマンドを実行する(OS起動ごとに1回だけやればOK)
adb.exe shell setprop debug.egl.profiler 1
※adb.exeについての解説はここでは省略します。
アプリをAndroidにインストールした後、アプリを起動しAdrenoを立ち上げConnectを選択。
表示される接続先に起動しているAndroidが認識されていれば成功。