概要
git push azure masterしたら
fatal: 'azure' does not appear to be a git repository
fatal: Could not read from remote repository.
と言われてしまったときの対応。
背景
『Azure への PHP Web アプリの作成、構成、デプロイ』に基本そって作業を進めていたのですが、あらかじめブラウザからApp Serviceを作っていたため、azure site create --git <app_name>の手順を飛ばしました。
そりゃあ、pushしようとしたときに上記エラーが発生してしまうのは当然ですね。
解決方法
ブラウザ側のメニュー「デプロイ オプション」から新たにローカル Git リポジトリを作成します。
すると、そのURLを「プロパティ > GIT URL」から確認することができます。

そうしたらクライアント側に戻り、git remote add azure [上記で確認したURL]でazureを追加することができ、はれてgit push azure masterできるようになります!
補足
デプロイ資格情報を作成していない場合は、git push azure masterをする前にブラウザ側にて作成します。
クライアント側にはazure site deployment user set [上記で作成したユーザ名]で設定できます。