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Visual Studio CodeでPythonコーディングをする設定

Last updated at Posted at 2016-09-12

Visual Studio Codeを使ってみる の続きです。

あとは、lintを設定して、文法チェック等をさせるようにすれば、環境設定としては、だいたい終了なはずだけれど、pep8を呼び出せる用に設定する方法については、宿題ということにして、調べておくことにする。

Visual Studio CodeにPythonの拡張機能をインストールする

以前に書いたとおり、その名もPythonという拡張機能をインストールして、有効化してあります。

lintの設定をする

lintというのは、もともとの意味は糸くずとかそんな意味らしいんだけれど、要するに縫いあがった洋服の糸くずをとるような作業をする、、、とか、そんな由来なんでしょうか。端的に言うと、文法など小姑のようにチェックすることです。

Pythonの文法・表記チェックというと、コーディング規約PEP8準拠かどうかを調べるその名もpep8というコマンドや、pylintというコマンドなどがあります。

今回は、pylintを呼び出すための設定をVisual Studio Codeに対して行います。

pylintのインストールを行う

私はAnacondaで環境構築をしているので、以下のようにして、pylintをインストールします。

まず、anacondaでpylintのパッケージングされているかどうかを検索します。

% anaconda search -t conda pylint

すると、anaconda/pylintがどうやら標準的な配布物っぽいです。

% anaconda show anaconda/pylint
Using Anaconda API: https://api.anaconda.org
Name:    pylint
Summary:
Access:  public
Package Types:  conda
Versions:
   + 1.2.0
   + 1.2.1
   + 1.1.0
   + 1.4.1
   + 1.4.0
   + 1.4.2
   + 1.3.1
   + 1.5.4

To install this package with conda run:
     conda install --channel https://conda.anaconda.org/anaconda pylint

ということで、インストール方法が分かりました。

% conda install --channel https://conda.anaconda.org/anaconda pylint

ちなみにpep8の場合

anaconda環境では、pep8はインストール済でした。

「ユーザー設定」に記載する

Visual Studio Codeのユーザー設定を行います。

ファイルの保存ごとにlintが働いてチェックされるようにするために必要なのは、以下の一文があれば、ほぼ十分です。

	"python.linting.enabled": true

というか、多分、デフォルトでこうなっていて、pylintが走るようになっています。

ちなみに、いやいやpep8派だという場合は、以下のようにするだけです。

	"python.linting.enabled": true,
	"python.linting.pylintEnabled": false,
	"python.linting.pep8Enabled": true

あとは、必要に応じて、以下の設定をしておけば良いと思います。

コードを変更するたびにチェックする場合、ファイルの保存時にチェックする場合は、以下の項目をtrueにします。

    "python.linting.lintOnTextChange": true,
    "python.linting.lintOnSave": true,

以上により、Visual Studio CodeにてPythonコードを記載する際に、lintによる文法・表記方法などのチェックが可能になりました。

2017-12-15 追記

takerushi様から、ご指摘がありました。

詳しくはコメントをご覧いただくとして、

    "python.linting.lintOnTextChange": true,

は廃止されたようです。

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