octave-4.2.1がインストールできなくて困った話と解決できた話を紹介したいと思います。
Octave-4.2.1 リリースの後で
Octave-4.2.1がリリースされて、homebrewで配布されるoctaveも4.2.1になっていました。
気がついたのは、ふとbrew update && brew upgradeした時でした。
==> /usr/local/opt/qt@5.7/bin/qmake qscintilla.pro -config release -spec macx-clang PREFIX=/usr/local/Cellar/octave/4.2.
Last 15 lines from /Users/xxxx/Library/Logs/Homebrew/octave/02.qmake:
2017-03-18 12:09:43 +0900
/usr/local/opt/qt@5.7/bin/qmake
qscintilla.pro
-config
release
-spec
macx-clang
PREFIX=/usr/local/Cellar/octave/4.2.1_1/libexec/qscintilla2
Project ERROR: Could not resolve SDK Path for 'macosx'
READ THIS: http://docs.brew.sh/Troubleshooting.html
qtに関連するエラーのようなので、brew install --without-qt@5.7 octaveでインストールすれば良かったのかもしれませんが、そうするとGUIが使えなくなります。
octaveのGUIを使うか?というと、そんなに使わないのですが(普段はoctave --no-guiすることが多いです)、、、。
解決
Xcodeをインストールしてみたところ、解決したようです。
homebrewを使う上では、コンパイラは必須なので、通常はXcodeをインストールしてあるのが当たり前だと思いますが、ストレージ容量の節約のために、xcode-select --installでコマンドラインツールのみをインストールして、IDEとしてのXcode.appはインストールしてありませんでした。
なぜ、Xcode.appをインストールすると、上記の Project ERROR: Could not resolve SDK Path for 'macosx'が発生しなくなるのか、正直なところ原因は分かりませんが、これでoctaveをbrew upgradeできたようです。