はじめに
4月の上旬から、LINE、FacebookがBOTのAPIを公開しています。BOTに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、BOTづくりと運用には、プログラミングとサーバーの運用が必要になったり、やってみるとハマりどころがあったりして、誰でもできる!というものではありません。やってみて諦めてしまった方も多いのではないでしょうか?
そこで、『BotEggメイク』という
- ノンプログラミング
- ブラウザ上で完結
- 最短5分でできる
BOT作成・運用サービスを公開しました。まだβ版なので、複雑なBOTを作ることはできませんが、最短5分でBOTをLINEまたはFacebook Messengerアプリ上に立ち上げて、自動応答されるBOTを試すことができます。
※現在は、単語の全文一致・部分一致でのルール登録のみ可能です。
今回は、そのBOT作成マニュアルと、一連の流れを紹介した動画を掲載しますので、ぜひBOT作り、お試しください。
ノンプログラミングで始めるBOT作成・運用「BotEggメイク」はこちら
LINE版
LINEのBOTは、現在(2016年5月時点)、QRコードを伝えることで50人まで、申請することで最大5000人までテストで使ってもらうことができます。すぐに反応を見られるということでおすすめです。
LINE BOTのサンプル動画
画像をクリックするとYouTubeが開きます。
LINE BOTづくりの紹介動画
画像をクリックするとYouTubeが開きます。
LINE BOTの作り方
1. Botを作成する
Bot開発 より、会員登録・ログイン後、「Botを作成する」ボタンを押します。
2. 名前を決めます
名前を入力して、「登録」ボタンを押します。この名前はBotEggで管理するための名前です。
3. 初期設定をする
My Botsページにて、新しく作成したボットの右側の「LINE 初期設定」ボタンを押して、初期設定を行います。ここでは、BOT API Trial Accountに登録、コールバックURLの登録、チャンネル情報の登録、Botの起動までを行います。
4. テストする
Botを起動した後、My Botsページに戻りますが、ここでBotをテストしてみましょう。Botをテストするには、まず、LINEの管理画面( https://developers.line.me/ )を開き、右上の「Channels」をクリックしましょう。チャンネル情報が表示され、ページ下部に表示されているQRコードを確認します。このQRコードを利用して、友だち追加を行います。LINEアプリを起動>友だち追加>QRコード から画面上のQRコードを読み取ります。すると、Botが友だちに追加されます。試しに話しかけてみましょう。すると、ここまでの設定がうまく行っていると、「こんにちは!今、設定中ですのでしばらくたってからご利用下さい。」というメッセージが返ってきます。なお、LINEの設定変更には約5分程度かかるようですので、Botの起動から時間が経っていない場合には、返事が返ってこない場合がありますので、その際は、時間を少し空けてお試しください。
5. デフォルトメッセージを登録する
さて、テストが終わったら、My Botsに戻り、初期設定が終わったBotの右側の「ルール登録」ボタンが押せるようになっていますので、押して進みましょう。すでに、デフォルトメッセージが登録されていますが、内容が空欄です。ここを編集から入力すると、「こんにちは!今、設定中ですのでしばらくたってからご利用下さい。」という初期値に置き換わって、登録されたすべての条件に一致しない場合表示されるメッセージとなります。登録するとすぐにBotに反映されますので、LINEより試してみましょう。
6. ルールを追加して、Botを進化させる
Botは、ルールを追加することで進化します。現在、テキストの条件のみ設定可能です。「ルールの追加」ボタンを押して下さい。テキストルールはユーザーの発言に「完全一致」または「部分一致」する場合に、指定したメッセージを返すことができます。この追加すればするほど、多様な発言に返事を返すことができるようになります。
7. この後
この段階では、最大50人の友だちに使ってもらえることが出来ます。管理画面上のQRコードを伝えて、友だち追加して使ってもらいましょう。
Facebook Messenger版
Facebook Messengerは、審査が必要なので、すぐに他の人に使ってもらうということが出来ませんし、Facebookアプリ&ページの用意やサーバーにテストコードを書く必要があったりと、手間がかかります。ただ、Facebookページがユーザーとの窓口になるので、将来的に、ビジネスでの利用は、Facebookページのほうが簡単でしょう。
Facebook Messenger BOTのサンプル動画
画像をクリックするとYouTubeが開きます。
Facebook Messenger BOTづくりの紹介動画
画像をクリックするとYouTubeが開きます。
1. Botを作成する
Bot開発 より、会員登録・ログイン後、「Botを作成する」ボタンを押します。
2. 名前を決めます
名前を入力して、「登録」ボタンを押します。この名前はBotEggで管理するための名前です。
3. 初期設定をする
My Botsページにて、新しく作成したボットの右側の「FB 初期設定」ボタンを押して、初期設定を行います。ここでは、Facebookページの作成、Facebookアプリの作成、Webhooksの設定、ページアクセストークンの生成&登録、Botの起動までを行います。
4. テストする
Botを起動した後、My Botsページに戻りますが、ここでBotをテストしてみましょう。ページアクセストークンの取得の際に選択したFacebookページを開き、カバー画像部の右下にあるメッセージボタンをクリックし、チャットウインドウを立ち上げます。 試しに話しかけてみましょう。すると、ここまでの設定がうまく行っていると、「こんにちは!今、設定中ですのでしばらくたってからご利用下さい。」というメッセージが返ってきます。
5. デフォルトメッセージを登録する
さて、テストが終わったら、My Botsに戻り、初期設定が終わったBotの右側の「ルール登録」ボタンが押せるようになっていますので、押して進みましょう。すでに、デフォルトメッセージが登録されていますが、内容が空欄です。ここを編集から入力すると、「こんにちは!今、設定中ですのでしばらくたってからご利用下さい。」という初期値に置き換わって、登録されたすべての条件に一致しない場合表示されるメッセージとなります。登録するとすぐにBotに反映されますので、Facebookより試してみましょう。
6. ルールを追加して、Botを進化させる
Botは、ルールを追加することで進化します。現在、テキストの条件のみ設定可能です。「ルールの追加」ボタンを押して下さい。テキストルールはユーザーの発言に「完全一致」または「部分一致」する場合に、指定したメッセージを返すことができます。この追加すればするほど、多様な発言に返事を返すことができるようになります。
7. この後
この段階では、開発者のみの発言しか反応しません。Facebook開発者ページから、申請をすることで、一般に公開が可能です。
まとめ
以上の流れに沿うと、最短5分でBOTを立ち上げることが出来ます。これから、BOTのAPIが正式に公開された後に、どんどんBOTがでてくると思います。ぜひ、なるべく早めに試してみてはいかがでしょうか?
ノンプログラミングで始めるBOT作成・運用「BotEggメイク」はこちら
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もよろしくお願いします。