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ユーザー・ライブラリーでDerbyをまとめてしまおう

Last updated at Posted at 2016-12-14

Eclipseの利用に於いて、外部から持ち込むことになるjarファイルを、そのまま組み込んでも構いませんが、ユーザー・ライブラリーにすることにより、必要なファイルをまとめてビルド・パスに組み込んだり、外したりすることができてうれしくなるので、この方法も覚えておきましょう。

ユーザー・ライブラリーの新規作成

いくつかのパスがありますが、設定画面から出すのが混乱しにくいでしょう。設定ウィンドウから "Java" → "ビルド・パス" → "ユーザー・ライブラリー" の順で展開してください。

Java→ビルド・パス→ユーザー・ライブラリー

上記画像ではすでに入っていますが、なければ空っぽです。
「新規」ボタンを使って適当な名称を作ります。ここではわかりやすく "derby" としておくといいでしょう。

ライブラリーにjarを追加しよう

実際にjarファイルをライブラリーに入れるには、「外部JARの追加」ボタンを押してから、該当するファイルを選んで加えてあげてください。
Ctrlキーなどを併用すれば複数ファイルを選択できるので楽でしょう。

Derbyの開発においては、以下の3つがあれば多分大丈夫。

  • derby.jar
  • derbyclient.jar
  • derbyLocale_ja_JP.jar ※メッセージの日本語化用、不要なら入れなくていいです

derby-jars.png

どこにjarファイルあるの? という声もあるのでヒントになりそうなものをいくつか。

  • もし環境変数JAVA_HOMEが定義されていれば、その下にあります(JAVA_HOMEの値→db→lib)
  • 自分でDerbyのバイナリをダウンロードして展開していれば、そこを見に行きましょう

無事追加できれば、一覧にぶら下がって出力されています(適宜展開する必要があるかも)。

derby-libed.png

以上でライブラリーの作成は完了です。OKボタンなどで閉じていきましょう。

おまけ

Eclipseのプロジェクトに於いて、ライブラリーはその名前が記録されています。
そのため、ライブラリーに含まれる外部JARファイルのパスが入るわけではないため、抽象化されてることになります。
つまり、グループ開発に於いて、外部JARファイルの実体がどこにあるかは関係ありません。だから各自の置き場の中を指しているユーザー・ライブラリーを用意すれば利用可能ということを示しています。

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