LoginSignup
24
17

More than 5 years have passed since last update.

AWS SESでメールを受信してS3へ保管してみる

Posted at

「メールを受信したら何かしら処理をする」をやってみたくてAWS SESを触ってみました。

AWS SESとは

Simple Email Serviceの略で、Eメールを受信したり送信したりするAWSのサービスです。
また、受信したメールをルール分けしてS3に保管したり、AWS SNSに通知したりも可能です。

今回はひとまずメールを受信してS3へ保管したいと思います。

AWS SES利用開始

20160613200840.png

残念ながら東京リージョンはまだダメらしい。(対応されるのだろうか)

MXレコードの追加

今回はRoute53にドメインを登録して受信します。
私の場合すでにRoute53にドメインを登録しているので、サブドメインとしてMXレコードを追加し、そこにメールが来たらS3へ保管します。

10 inbound-smtp.us-west-2.amazonaws.com

20160613205533.png
mail.hoge.comみたいな感じですね。

オレゴンに設置予定なのでus-west-2にしていますが、向き先は必要に応じて変更してください。

SESへのドメインの設定

SESでメールを受信するためにドメインを設定していきます。
先ほどRoute53でMXレコードを作ったので、Use Route 53を選びます。

20160617012758.png

Rule Setsの設定

メールを受信した際にどのような挙動を取るかをRuleとして設定し、それらを束ねたものがRule Setsになります。
また、Ruleの中にはActionを複数セットすることが可能です。
Actionとは、実際に何を行うかという設定で、Lambdaを動かしたり、S3にアップロードなどいくつかあります。

p1.png

今回はS3へ保管しますが、LambdaやSNSなど、AWSの他のサービスへ流すことも可能です。

テスト受信

該当のメールアドレスへメールを送信してみると・・・・

p2.png

無事S3へ保管されました。

24
17
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
24
17