はじめに
iPadのKeynoteで綺麗な数式を表示したいなぁっと思ったので、LaTexを使えって綺麗な数式を表示してイメージに変換してくれる「Tex Equation」というアプリを購入(記述現在、300円)して初めてのLaTexの記述中。なので、日々更新する形で書いていきたいと思います。
ちなみに、このアプリを知るきっかけになったのは、「iPadでペーパーレス生活」というサイトです。
初めて分からないことばかりなのでQiitaにメモとしてこの記事は書いています。
2015.01.01現在
iPadだけだと画像などの取り扱い(編集など)が面倒臭かったり、やはりタイピングはPCでやった方が楽だったので現在はMacを中心に行ってます(^^;)
三角関数
基本形?
\begin{eqnarray*}
\sin x
\cos x
\tan x
\end{eqnarray*}
例
\begin{eqnarray*}
x=(N+h)\cos a\sin b
\end{eqnarray*}
と書けばいいらしい。
表
なかなか論文の中では活躍場が画像などに比べては少ないけど勘違いしてたところがあったのでそこも含めて記録。
基本形
\begin{table}[位置指定]
\begin{tabular}{列指定}
表本体・・・
\end{tabular}
\end{table}
位置指定と列指定
位置指定はこんな感じらしい(『LaTexコマンド集』より)↓
位置指定 | 意味 |
---|---|
h | 記述した場所に表を出力 |
t | ページの上端に表を出力 |
b | ページの下端に表を出力 |
p | 表専用のページを用意して出力 |
列指定はこんな感じらしい(『LaTexコマンド集』より)↓
列指定 | 意味 |
---|---|
l | 左寄せ |
c | センタリング |
r | 右寄せ |
表についてはさらに詳しくいろいろ書いてあるサイトが合ったのでこちらを参考にしていただくとカスタマイズがいろいろできるみたいです。
- 記事:表組: LaTeX
最後に自分が引っかかったところだけ説明をします。
次のサンプルのLaTexコードは正しいコードです。
\begin{table}[h]
\begin{center}
\caption{テストテーブル}
\begin{tabular}{|l|l|} \hline
\hline
テスト01 & テスト02 \\
A001 & a002 \\
B001 & b002 \\
C001 & c002 \\
D001 & d002 \\ \hline
\end{tabular}
\label{tb:table1}
\end{center}
\end{table}
ところが自分はずっとこう書いていました。
\begin{table}[h]
\begin{center}
\caption{テストテーブル}
\begin{tabular}{|l|l|} \hline
\hline
テスト01 & テスト02 \\
A001 & a002 \\
B001 & b002 \\
C001 & c002 \\
D001 & d002 \\
\end{tabular}
\label{tb:table1}
\end{center}
\end{table}
何が間違っているかというと表の最後の行のところに\hline
がないところです。
実は\hline
を書いていないと線引がされないので、下方の外枠が表示されない状態になります。
自分はなぜ表示されないのかわからなくて戸惑ったので一応記述しました(^^;)
URL
参考文献などにURLを載せたときにエラーになることがある。「LaTeXでURLを書く」という記事によると、
- チルダ (~) の代わりに ~{} を使う。
- スラッシュ / の代わりに \slash を使う。
という対策や、url.sty を使うという手法があるらしい。
url.sty
LaTeXの多くの環境ではurl.sty
が使えるらしい。
まず、パッケージを次のように追加する。
\usepackage{url}
そして、載せたいURLを次のように書けばいいらしい。
\url{載せたいURL}
【例】\url{http://qiita.com/fantm21}
補足
「Tex Equation」開発者Webサイト:http://www.litchie.com