許可されるユースケース
審査に出す時に、当該アプリがどのパーミッションを必要としているかも併せて申請する。なお、申請できるパーミッション(スコープ)は以下のとおり。
- basic - to read a user’s profile info and media
- public_content - to read any public profile info and media on a user’s behalf
- follower_list - to read the list of followers and followed-by users
- comments - to post and delete comments on a user’s behalf
- relationships - to follow and unfollow accounts on a user’s behalf
- likes - to like and unlike media on a user’s behalf
基本的に、開発するアプリは以下の3つのうちのどれかのユースケースに該当していなくてはならない。
- My app allows people to login with Instagram and share their own content.
- 【インスタグラムユーザがログインし、そのユーザのコンテンツをシェアするのを許可するアプリ】
- 必要となるパーミッション:basic
- This use case is meant for apps that allow the general public to login with Instagram to get their own content; for example, an app that allows people to print their own pictures. Apps that fall into this use case will only have access to the basic permission.
- 【一般ユーザがInstagramにログインし、自分のコンテンツを取得するようなユースケース。例えば、自分が投稿した写真を印刷したいなど。このユースケースではbasicのパーミッションがあれば十分。】
- My product helps brands and advertisers understand, manage their audience and media rights.
- 【ブランドや広告主が、彼らのオーディエンスやメディアの著作権を理解・管理するのを助けるアプリ】
- 必要となるパーミッション:basic, public_content, comments, relationships, likes, follower_list
- This use case is meant for products that don't have a public facing login integration, but are gated to brands and advertisers. The product must support either multiple brands and advertisers (e.g. a social media management platform) or multiple users within a single brand or advertiser organization.
- 【このユースケースではブランドや広告主向けのみログイン画面が必要で、publicなログイン画面は必要ない。複数のブランドや広告主向けに作らなくてはなりません(特定の広告主向けとかじゃダメだよってことだとおもう)。】
- My product helps broadcasters and publishers discover content, get digital rights to media, and share media with proper attribution.
- 【放送会社や出版社がコンテンツを探すのを手伝い、そのコンテンツの権利取得と適切な著作権表示の元にシェアするのを助けるアプリ】
- 必要となるパーミッション:basic, public_content, comments
- This use case is meant for products that don't have a public facing login integration, but are gated to broadcasters and publishers. The product must support either multiple broadcasters and publishers, or multiple users within a single broadcasters or publisher organization.
- 上記、ブランドや広告主向けの場合の注意書きと同じ。
許可されないアプリ(ユースケース)
- Widget Installs
- 自分のウェブサイトにインスタのコンテツを表示するものはダメ
- One-off Projects
- キャンペーンサイト的なのはダメ。ちゃんと継続して開発・メンテされるサービス(サイト)じゃないとダメよ、とのこと。
- Content Display for Personal Website
- Instagramの代替ビューア的なサイトもダメ。
note
どうやらInstagramはAPIを開放したことにより、サードパーティのビューアなどにアクセスを奪われてしまってムキーッとなっていたみたい。なのでInstagramからアクセスを奪うようなものは基本的にダメだとおもう。
審査に必要なもの
- サービスのURL(正規サービスとして動いているもの)
- 開発途中のものはだめ
- 申請する
client_id
で動いているもの(つまりSandboxModeで動いていること) - 基本的にメイン言語は英語じゃないとダメそう
- コンタクトEmailアドレス
- プライバシーポリシーポリシーページのURL(英語)
- 申請するInstagramアプリのdescription
- どのInstagramAPIを使っているか
- どのユースケースに該当するか(誰がどのような時につかって、どのように得するか)
- もちろん英語。
-
申請するInstagramアプリの紹介ビデオ
- どちらかというと審査員向けビデオっぽい。サイトとかにのっけるサービスの紹介ビデオとかと同じである必要はない(同じでも構わない)。
- アプリのどの場面でどのパーミッションを使っているのかを言及しなくてはいけない。
- もちろん英語。
ビデオの例
-
https://www.youtube.com/watch?v=KeFWSZhiF1c
- コメントを見る限り承認されてないみたい
事例
承認された事例
かるくググった限りはでてこなかった。かなり少ないか、ノウハウが隠されている・・・?
落ちた事例
- 投票サイト
- http://stackoverflow.com/questions/34601413/instagram-api-permission-declined-invalid-use-case
- Instagramからアクセスを奪っているからダメという話みたい
- bot的なもの?
- http://stackoverflow.com/questions/34260479/instagram-api-permission-is-declined
- 詳細はよくわからないが、自分の投稿になんかコメントしてくれるbot的なアプリっぽい。SandboxModeで事足りるでしょというのが理由な気がする。