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Watson IoT Platform - MQTT - MessageSightを動かす

Last updated at Posted at 2016-05-24

初めてWatson IoT Platformを使ってみよう、というかたのためのガイドです。
Watson IoT Platformを使ってみるでIoTアプリを準備しました。

MQTTの練習をするために、MQTTブローカーとして無償評価版のMessageSightを用意します。

  • MessageSightはrpm版を使用します。
  • Linux環境であればそのまま導入します。
  • Windows環境やMacbook環境ではDockerが便利です。
  • MessageSightはServerコンポーネントに最低で4GB、WebUIコンポーネントに最低で1GBのメモリを使用します。

#FAQ: つながらない?

  • 当ページ最下部に設定時のFAQをまとめてあります。

#MessageSightをダウンロードします。

  1. IBM® IoT MessageSight™ページを開き、画面右上の「Download Developer Package」ボタンからIBM IDでログインしてMessageSight V2のパッケージをダウンロードします。370MB程度のサイズです
    WS000000.JPG
  2. ダウンロードが完了したらIBMIoTMessageSight-2.0.zipをunzipすると、MessageSight ServerとWebUIのそれぞれのtzファイル(例:IBMIoTMessageSightServer-2.0.20160525-2146.tz)などが現れます。この中にrpmファイルやDockerfileなどが含まれます(次のステップで準備していきます)。

#CentOSでrpmを導入します。

  1. Installing IBM IoT MessageSightのページを参照します。

  2. Preparing the IBM IoT MessageSight .tz packages for installationを参照してファイルを準備します。

  3. Installing the IBM IoT MessageSight RPM on a host OSを参照してMessageSightのServerとWebUIをそれぞれ導入し、手順にしたがいそれぞれのインスタンスを起動します。

  4. Logging in to the IBM IoT MessageSight Web UIを参照して最初のWebUI画面へログインします。
    このとき、https://127.0.0.1:9087httpsである点に注意します。
    ブラウザで証明書についての認証する必要がある場合があります。
    コンソール(黒い画面)にログインプロンプトが表示されるので
    ユーザー名:admin
    パスワード:admin
    でログインします。
    スクリーンショット 2016-05-24 12.45.36.png

  5. ライセンス認証に答えます。
    スクリーンショット 2016-05-24 14.01.16.png

  6. WebUIへログインできました。

#Macbook/WindowsでDockerで導入します。

  1. Docker for MacDocker for Windowsなどを参照してDockerを準備します。MacbookがMarvericksなど古くてDocker for Macが使用できない場合には、deprecateされていますがboot2dockerが自己責任で使用可能ではあります。Windows 7などではDocker Toolboxからインストールが可能です。

  2. [Installing IBM IoT MessageSight] (http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSWMAJ_2.0.0/com.ibm.ism.doc/QuickStartGuide/qsg10000.html)のページを参照します。

  3. Preparing the IBM IoT MessageSight .tz packages for installationを参照してファイルを準備します。

  4. Installing IBM IoT MessageSight in Docker containersを参照してMessageSightのServerとWebUIをそれぞれ導入し、手順にしたがいそれぞれのインスタンスを起動します。

  5. Logging in to the IBM IoT MessageSight Web UIを参照して最初のWebUI画面へログインします。
    このとき、https://xx.xx.xx.xx:9087httpsである点に注意します。
    Docker環境によっては、hostonlyでネットワークが構成されている場合があります。その場合、VirtualBoxのport forwardで9087ポートへ外部からアクセス可能に設定する必要がある場合があります。
    boot2dockerを使用している場合、boot2docker ipコマンドで外部からアクセス可能なIPアドレスを入手します(参考:boot2dockerの使い方)。
    ブラウザで証明書についての認証する必要がある場合があります。
    コンソール(黒い画面)にログインプロンプトが表示されるので
    ユーザー名:admin
    パスワード:admin
    でログインします。
    スクリーンショット 2016-05-24 12.45.36.png

  6. ライセンス認証に答えます。
    スクリーンショット 2016-05-24 14.01.16.png

  7. WebUIへログインできました。

#MessageSight Serverへ接続します。

  1. WebUIからMessageSight Serverを接続します。
    スクリーンショット 2016-06-29 9.12.21.png
  2. WebUI画面上部の「サーバー」メニューを開き、「サーバーの追加または削除」を選択します。
  3. 「サーバーの追加または削除」画面で、「+」記号を押してMessageSight Serverを追加します。デフォルトで9089ポートで稼働しています。
    スクリーンショット 2016-06-29 9.15.00.png
  4. 「テスト接続」ボタンを押してMessageSight Serverへ接続できる事を確認します。
    このとき、MessageSight Serverインスタンスに十分なメモリが割り当てられていないと、「接続のテスト」を行った時点でMessageSight Serverが異常終了するので注意が必要です。
  5. WebUIのホーム画面へ戻り、「Messaging Tester サンプル・アプリケーション」を使用してサンプルアプリからMessageSightへ接続し、publish/subscribeできる事を確認します。
    スクリーンショット 2016-06-29 10.33.17.png

#MessageSight インストール FAQ:

  • 再起動後、1883ポートへ接続できない: → エンドポイントが「使用不可」になっていませんか? WebUIの「メッセージング」メニューから「メッセージング・ハブ」の「DemoHub」を選択して鉛筆マークで編集モードに入り、「DemoHub」編集画面の「エンドポイント」タブを開き、デフォルトの「DemoMqttEndpoint」(ポート:1883)が使用可能になっているかを確認します。使用不可になっている場合、「DemoMqttEndpoint」を選択して鉛筆マークで編集モードに入り、「エンドポイントの編集」画面で「「使用可能」にチェックを入れます。
  • WebUIからMessageSight Serverが登録できない: → MessageSight Serverに十分なメモリが割り当てられている事を確認します。デフォルトで4GBが必要です。メモリ割り当てが不足するとWebUIからの「接続のテスト」時にMessageSight Serverが異常終了する場合があります。
  • Docker環境で9087ポートがアクセス不可: → Dockerがhostonlyでネットワークを構成している場合があります。VirtualBoxのport forwardで9087ポートなどが外部からアクセスできるように設定します。
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