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GitHub Styleguide を訳してみた(HTML & Templates編)

Last updated at Posted at 2014-10-12

GitHubによるコーディングスタイルガイドのうち、マークアップやテンプレート(エラーページ)に関わるものを翻訳してみました。原文はこちらにあります。

そのうちRuby編やJavaScript編にも手を付けていこうと思います。

追記

Ruby編を作りました。


0.マークアップとテンプレート

Doctype 宣言

ブラウザが標準モードをトリガするように、適切なdoctypeを使う必要があります。互換モードは常に避けるべきです。

簡単のために、私たちはhtml5 doctypeを使います。

<!DOCTYPE html>

コーディングスタイル

汎用的なフォーマット

  • 文章における段落は、常に<p>タグを使います。<br>タグを複数使ってはいけません。
  • リスト形式の要素は常に<ul><ol>もしくは<dl>を使います。<div><p>を組み合わせて使ってはいけません。
  • 入力フォームに文章が付随する場合、特にラジオボタンやチェックボックス要素において<label>タグを使います。
  • タグの属性はクォートで囲まずに記述することができますが、可読性のために属性をクォートで必ず囲みます。
  • <!-- /.element -->のように、閉じタグにコメントで目印をつけるのは避けましょう。ページのロード時間が増えるだけですし、ほとんどのエディタにはインデントガイドや開始/閉じタグのハイライト機能がついているからです。
  • <br><hr><img>やなど、空要素のタグにスラッシュをつけることは避けます。
  • tabindexを記述するのは避け、順序の設定はブラウザに依拠するようにします。
<p class="line-note" data-attribute="106">This is my paragraph of special text.</p>

ブール値属性

多くの属性においては、disabledcheckedなどの値が設定は必須ではないので、設定はしないようにしましょう。

<input type="text" disabled>

<input type="checkbox" value="1" checked>

<select>
  <option value="1" selected>1</option>
</select>

より詳しい情報についてはWhatWG sectionを参照してください。

リーンなマークアップ

HTMLを書くときは、余計な親要素は出来るかぎり使わないようにします。繰り返しの作業やリファクタリングを必要とする反面、出力するHTMLは少なくなります。以下がその例です。

<!-- 悪い -->
<span class="avatar">
  <img src="...">
</span>

<!-- 良い -->
<img class="avatar" src="...">

フォーム

  • セレクトボックスよりも、ラジオボタンやチェックボックスを使う方が好ましいです。
  • ラジオボタンやチェックボックスは、それぞれ<label>で囲みます。for属性がなくても、囲まれた要素は自動的にひも付きます。
  • フォームのボタンは常にtype属性をもつべきです。プライマリなボタン(もっとも重要なボタン)をtype="submit"とし、ほかのボタンはtype="button"としましょう。
  • 特に複数の送信ボタンが存在するフォームにおいては、プライマリなボタンがDOM構造の最初に来るようにします。各ボタンの表示上の順序はfloat: right;によって維持します。

テーブル

<thead><tfoot><tbody><th>タグ(とscope属性)を適切な箇所で使います。(<tfoot><tbody>より先に来ていることに注意しましょう。ブラウザにデータが入った表を読み込ませる前にフッターをロードさせるためです。)

<table summary="2011年請求書一覧">
  <thead>
    <tr>
      <th scope="col">表ヘッダー 1</th>
      <th scope="col">表ヘッダー 2</th>
    </tr>
  </thead>
  <tfoot>
    <tr>
      <td>表フッター 1</td>
      <td>表フッター 2</td>
    </tr>
  </tfoot>
  <tbody>
    <tr>
      <td>表データ 1</td>
      <td>表データ 2</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

1. ページタイトル

GitHubのページには基準となる<title></title>が存在します。サインアウトした状態のページには.GitHubが最後に付きます。サインインしたユーザからはGitHubは消えます。

一般的なページ

ほとんどのページでは以下のフォーマットに沿います。

THING ・ WHO ・ GitHub

例:Pull Requests ・ rails/rails ・ GitHub

プロフィールページ

プロフィールページでは、デベロッパーがUSERNAMEFULL NAMEを設定している場合、それらを含みます。

USERNAME (FULL NAME) ・ GitHub

例:jonrohan (Jon Rohan) ・ GitHub

リポジトリページ

リポジトリのページでは、そのリポジトリのOWNERREPOSITORYのタイトルを含みます。

OWNER/REPOSITORY ・ GitHub

例:twitter/bootstrap ・ GitHub

2.エラーページ

エラーページは、スクリプトやJavaScriptなどを一切使わず、またどんな依存ももたないように構築されているべきです。つまり、静的なHTMLとインラインのCSS、そしてbase64エンコードの画像のみで作られているべきです。

以下の要素はどのエラーページにおいても使用が禁じられています:

  • src属性をもった<script>タグ
  • 外部データをロードするJavaScript
  • <link>タグ
  • srcがURLを指す<img>タグ

テンプレートリスト

個別の目的に沿ったテンプレートページを複数用意しています。

  • 500 – 例外が発生しリカバリできなかった

  • 502 – ユニコーン! ページがタイムアウトになった

  • 503 – ユニコーン! 問題が発生しアプリケーションサーバと通信ができない

  • 404 – Not found

  • 404(Pages)Pages 用のNot found

  • 410 – 削除された機能

  • 422 – リクエストに対してNginxがレスポンスできないとき

  • maintenance – メンテナンスを行うためにウェブサイトを落としているとき

ところで

Repro株式会社では一緒に切磋琢磨できる仲間を募集しています。 ぜひこちらをごらんください!

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