Macには既にpython2.7.10がデフォルトでインストールされていますが、python3系統や実行環境を整理したいのでpyenv-virtualenvを選択しました。
今回はpythonの勉強なので開発環境を詳しく説明しません。後々説明します。
実行環境
OS X El capitan v10.11.3
Home-brew導入済み
目標
- pythonの文法の理解
- いろんなモジュールを使う
- 数学の基本(微分積分学、線型代数学)をpythonを使って勉強
- 応用(統計、機械学習、自然言語処理など)の勉強
そもそもPythonってなに?
プログラミング言語の一つで、いろんな環境(linux,windows,os xなど)で使用することができます。
pythonのコードは見やすく、文法もわかりやすいです。
自然言語処理や機械学習など情報科学を勉強するのに特化しています。(Rubyでもできますが)
特に理系の学生さんにオススメの言語です。
注意:pythonにはバージョン2系統と3系統があります。2系統で実行できても3系統では実行できないなどありますので注意してください。
環境構築
はじめにbrew update
をする
$ brew update
ターミナルを起動し以下のコマンドを実行する
$ brew install pyenv-virtualenv
pyenv-virtualenvを使うのに必要なpyenvなども自動的にインストールしてくれる。
そのあと~/.bash_profileを編集します。
$ vim ~/.bash_profile
以下の内容を追加します。(既に何か書かれている場合は、消さずに追加してください)
export PYENV_ROOT=/usr/local/var/pyenv↲
if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi↲
if which pyenv-virtualenv-init > /dev/null; then eval "$(pyenv virtualenv-init -)"; fi↲
ここに書いてある内容はbrew install pyenv-virtualenv
をインストールしている時に表示されています。
内容を反映させます。
$ source ~/.bash_profile
次に、今回勉強するpython(v3.5.1)をインストールします。
$ pyenv install 3.5.11
インストールできたか確認します。
$ pyenv versions
3.5.1が表示されていれば大丈夫です。
バージョンの左に*
が表示されているのは現在使用しているものです。
今回勉強する環境を構築します。
$ pyenv virtualenv 3.5.11 samplepy3.5.1
構築できているか確認します。
$ pyenv versions
samplepy3.5.11が表示されていれば大丈夫です。
今回作業するディレクトリを作成します。
$ mkdir -p ~/work/samplepy3.5.11
$ cd ~/work/samplepy.3.5.11
$ pyenv local samplepy3.5.11
すると
(samplepy3.5.11)$
と表示されます。
ここで現在のpythonのバージョンを確認します。
(samplepy3.5.11)$python --version
python 3.5.11
と表示されていれば完了です。
このディレクトリで作業するときは(v3.5.11)に自動で切り替わります。
ちなみにホームディレクトリに戻ってpython --verison
をしてみると(v2.7.10)になっていることがわかります。
今後このディレクトリでpythonの勉強をしていきます。