Check! ESP-WROOM-02 開発ボードの始め方

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こんにちは、 @dz_ こと大平かづみです。

Prologue - はじめに

今回は、スイッチサイエンスさんの ESP-WROOM-02 開発ボード に Arduino SDK を焼いて使えるようにするまでを記載します。

全面的に「ESP-WROOM-02 開発ボードの使い方をザッと紹介」を参考にさせていただきました。

ESP-WROOM-02 について

ESP-WROOM-02 は ESP8266EX を搭載したWiFiモジュールで、ATコマンドで WiFi が扱えるほかに、親しみやすい Arduino SDK を使っての開発も可能です。

20160216_arduino_023.png
(左:ESP-WROOM-02単体、右:ESP-WROOM-02開発ボード)

開発ボードを利用する

この記事で扱う 開発ボード (上図右)には、この WiFiモジュールと併せてUSBシリアル変換ICの FT231XS が搭載されており、USBで接続するだけですぐに開発を行うことができます。

なお、開発ボードをブレッドボードに挿して使いたい場合は、ピンヘッダのはんだ付けが必要です。

なお、ESP-WROOM-02 単体での利用については、後述します。

使うもの

  • ESP-WROOM-02 開発ボード
  • USBケーブル(mini USB ⇔ USB)
  • PC (Windows)
  • Arduino IDE

大まかな手順

  1. Arduino IDE をインストールする
  2. Arduino IDE に ESP8266 のボードマネージャーをインストールする
  3. Arduino IDE に ESP8266 のボードマネージャーを設定する
  4. ESP-WROOM-02 をPCに接続する
  5. ATコマンドによる動作確認
  6. プログラムを書き込んで動作確認(※)

※ 本記事では、プログラムを書き込んでの動作確認の際に、ブレッドボード、LED、抵抗、ジャンパワイヤを使用します。

手順

Arduino IDE をインストールする

arduino.ccダウンロードページ から、自分の環境にあったインストーラーを取得します。このとき、ドネーション(寄付)するかどうか聞かれますが、しなくてもダウンロードできます。しない場合は、「JUST DOWNLOAD」をクリックしてください。(私は気に入ってるので少額を寄付しています。お気持ちで~)

20160216_arduino_001.png

ダウンロードできたら、インストーラー arduino-1.6.7-windows.exe を起動しましょう。画面の指示に従ってインストールしてください。

Arduino IDE に ESP8266 のボードマネージャーをインストールする

まず、ブラウザで esp8266/Arduino: ESP8266 core for ArduinoInstalling with Boards Manager > Available versions > Stable versionBoards manager link のURLをコピーします。

それから、Arduino IDE 起動し、 ファイル > 環境設定 を開きます。そして、コピーしたURLを Additional Boards Manager URLs に貼り付けてください。(複数のURLを指定する場合は、コンマで区切ります。)
20160221_esp_001.png

Arduino IDE に ESP8266 のボードマネージャーを設定する

ツール > マイコンボード で、Generic ESP8266 Module を選択します。それから、 Reset Methodnodemcu に設定します。

20160221_esp_002.png

ESP-WROOM-02 をPCに接続する

USBケーブルで接続します。

20160221_esp_003.png

Arduino IDE の ツール > シリアルポート で、該当する COMx を指定します。それから、右上の虫眼鏡アイコンをクリックしてシリアルモニタを開き、改行と速度を指定してください。

  • 速度: 115200 bps
  • 改行: CRおよびLF

20160221_esp_004.png

ATコマンドによる動作確認

初期状態の ESP-WROOM-02 は、ATコマンド が使えます。ATコマンドとは、

モデムやターミナルアダプタ(TA)の制御に使われるコマンド体系の一つ

だそうです。(引用: ATコマンドとは|AT command - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典)

ESP-WROOM-02 で利用できるATコマンドのうち、基本的なものを紹介しします。

  • AT (応答確認)
  • AT+GMR (SDKの情報)
  • AT+CIFSR (IP, アクセスポイント情報)

これらのコマンドを送信して、エラーがなければ動作確認OKです。これらのSDKなどの情報などは、念のためメモしておくとよいでしょう。

20160221_esp_005.png

プログラムを書き込んで動作確認

それではいよいよプログラムを書き込んでみましょう。

Arduino IDE に最初から準備されているスケッチ(ソースコード)を利用します。

ファイル > スケッチの例 > 01.Basics > Blink を開きます。

20160221_esp_007.png

このスケッチは、1秒ごとに13番ピンから出力される電圧を、HIGH と LOW で切り替えています。 ここでいう LOW は 0V で、HIGH はマイコンによって異なります。この ESP-WROOM-02 開発ボードの場合は 3.3 V です。

次に配線です。開発ボードの 13番ピン抵抗LEDGND となるように配線してみてください。抵抗は 10kΩを使いました。LEDは極性があるので注意してください。

20160221_esp_006.png

配線ができたら、マイコンボードへスケッチを書き込みましょう。左上の矢印アイコンをクリックしてください。コンパイルがはじまり、コンパイルが終わるとマイコンボードへ書き込みが始まります。

20160221_esp_008.png

書き込みが完了したら、LED の動作を見てみましょう。

LED が1秒ごとに点滅するのが確認できましたか?(^^)/

LEDの点滅が確認できたら、無事、動作確認完了です!

補足

ESP-WROOM-02 単体での利用について

今回は、開発ボードを利用しましたが、ESP-WROOM-02 単体でも同じように Arduino SDK で開発ができます。

ただし、ESP-WROOM-02 単体を利用するには、別途USBシリアル変換アダプタや、リセット用のスイッチの配線が必要になります。こちらの記事をご参照くださいませ。

Epilogue - おわりに

さて、本記事は ITエースをねらえプロジェクト初めてのフィジカルコンピューティング でお話しする内容の抜粋でした。これから ESP-WROOM-02 を触る方の参考になれば幸いです。

私としては、これまでに、ESP-WROOM-02 単体と開発ボードとを両方を使ってみて、とても良い勉強になっています。

だいぶできることが増えてきたので、次のステップに進んで、使えるものを作っていきたいです。