ローカルマシンにWordpressの開発環境を作る必要に迫られたのでいろいろ調べてみたら、VCCWで作るのが良いということで、早速作ってみました。
VirtualBoxとVagrantをインストール
VCCWはVagrantをベースにしているので、まずはVagrantをインストール。
VagrantはVirtualBoxが必要なので、事前にインストールしておきましょう。
VCCWダウンロード
zipファイルを落とすという手もあるのですが、ちょっと理由があって(後述)githubからチェックアウトします。
作業ディレクトリで下記コマンドを実行します。
git clone https://github.com/vccw-team/vccw.git
PHP 5.6系を使いたい
作業ディレクトリにvccwディレクトリが作成されるので、そこに移動して作業を行います。
VCCW v3ではphpenvが廃止され、phpのバージョンが7系に固定されています。
今回は某レンタルサーバにアップする予定なのですが、レンタルサーバの仕様上、phpのバージョン5.6系を使わないといけません。
ということで、phpenvが入っているVCCW v2を使います。
git checkout v2
上記コマンドでVCCW v2系が使えるようになります。
お好みに合わせた設定(カスタマイズ)
カスタマイズは、site.ymlを書き換えて行います。が、初期状態では存在しないので、provision/default.ymlをコピーして作成します。
cp provision/default.yml site.yml
Wordpressの言語を日本語に変更
site.ymlの下記項目を変更
lang: ja
pluginを入れたい
site.ymlのplugins
にプラグイン名を列挙
plugins:
- contact-form-7
- siteguard
VCCW起動と停止
あとは普通のVagrantと同様に下記コマンドで仮想マシンを起動します。
vagrant up
起動を見届けた後、ブラウザでhttp://192.168.33.10にアクセスしてWordpressの画面が表示されたらOKです。
停止する場合は、下記コマンドを実行します。
vagrant halt