1. ソースファイルをダウンロード & 解凍
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/ からソースをダウンロードして解凍する。
2. cmake インストール
MySQLは./configureの代わりにcmakeを使用するので事前にcmakeをインストールしておく。
$ sudo aptitude install cmake
3. mysql専用ユーザを作成
$ sudo groupadd mysql
$ sudo useradd -g mysql -s /usr/sbin/nologin mysql
4. ビルド
./configureの代わりにcmakeを実行する。
今回は下記を設定。
デフォルトのインストール先は/usr/local/mysql
になる。
- デフォルトのキャラクタセット = utf8
- デフォルトの照合順序 = utf8_general_ci
- ストレージエンジンにInnoDB追加
$ cmake -DDEFAULT_CHARSET=utf8 \
-DDEFAULT_COLLATION=utf8_general_ci \
-DWITH_INNOBASE_STORAGE_ENGINE=1
cmakeのオプションについては http://dev.mysql.com/downloads/mysql/ この辺りを読んでください。
5. make
$ make
6. make install
$ sudo make install
7. mysqlデータベース作成
mysqlのユーザー情報などを管理するデータベースを作成する。
$ cd /usr/local/mysql
$ sudo ./script/mysql_install_db --user=mysql
8. サービス起動
/usr/local/mysql/support_files
に設定ファイルの雛形やらinitスクリプトなどが入ってるので必要に応じて利用する。
今回はサービスとして起動したいので、mysql.server
ファイルを/etc/init.d
ディレクトリにコピー。
$ sudo cp /usr/local/mysql/support_files/mysql.server /etc/init.d/mysql
$ cd /etc/init.d/
$ sudo chown root:root ./mysql
$ sudo chmod a+x ./mysql
で、下記コマンドでサービス起動。
$ sudo service mysql start
サービスを停止する場合は下記コマンドを実行。
$ sudo service mysql stop
9. サービスの自動起動
下記コマンドでサーバが再起動しても自動的にサービスが起動するように設定。
$ sudo update-rc.d mysql defaults
10. MySQLのroot@localhostアカウントの設定
下記コマンドでroot@localhostアカウントのパスワードを設定する。
$ /usr/local/mysql/bin/mysqladmin password oraoraora -u root
# oraoraoraの部分に設定したいパスワードを入力する。
パスワードが設定できたかmysqlサーバにログインして確認。
# /usr/local/mysql/bin/mysql -uroot -p
Enter password: <パスワードを入力>
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 3
Server version: 5.6.12 Source distribution
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Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql>
```
とmysqlのプロンプト表示されたらOK。