Webブラウザで完結するProcessing環境
学習用という位置付けのプログラミング言語としては結構しっかり作ってある「Processing」。
これを使うにはJavaアプレットの実行環境が必要になっている。
しかし、使い始めるまでにアプレットをダウンロードしたり、JREが入っていなかったらインストールしたりと、思ったよりも面倒臭い。
そこで、Processingの作者がJavaScriptで動作するように移植した「Processing.js」というものがある。
これをWebサーバーに仕掛ければブラウザでProcessingを使う事が出来るが、これも事前に準備しておかなければいけなかったりして、あと一歩な感じが否めない。
なので、ブラウザだけで完結させ、ログインとかも無しにして、使い捨てな感じで使えるようなWebアプリケーションを作ってみた。
作ったソースはブラウザのローカルストレージに保存することが出来る。
※Instant Processing 改め、InstaProc用のドメイン取りました。
https://processing.fun/
サイトを開くといきなりWebアプリケーションが起動する。
上に並んでるボタンを左から説明すると、
- 「normal/vim」:エディターモード。ノーマルと、vimのトグル。
- 「新規プログラム」:新しいプロジェクトを開く。単一ファイル限定なので、ソースがまっさらになるので注意。
- 「プログラム一覧」:ローカルストレージに保存されているプログラム一覧を表示。選択すると読み込み・編集・実行出来る。
- 「プログラム保存」:現在編集中のプログラムをローカルストレージに名前をつけて保存する。
- 「プログラム実行」:実行。編集しているソースを実行させる。
ソースの保存はブラウザのローカルストレージなので、パソコンが変わったりブラウザが変わると同じソースにアクセス出来ないので注意。