EclipseでWebアプリケーションを開発するには、アプリケーションコンテナを登録しておくと便利です。ここでは、TomcatというWebアプリケーションコンテナを登録して、開発できるようにします。
前提条件
JavaおよびEclipseがインストールされている必要があります。
詳細は記述しませんので、適宜調べてインストールしてください。
- JREがインストールされていること。
- Eclipseが使用できる状態であること。
必要なファイルをダウンロードする
まずはTomcatをダウンロードしてきます。ここではTomcat8をダウンロードします。
apache-tomcat-8.0.22.zip
というファイルがダウンロードできたら、任意のフォルダに展開しましょう。
今回は~
(ホームディレクトリ)にTomcat
というフォルダをつくり、その中に展開したものとして説明していきます。
$ cd ~
$ mkdir Tomcat
ですので、Tomcatのインストール先は~/Tomcat/apache-tomcat-8.0.22
となります。Windowsやその他のディレクトリに展開した場合は、適宜読み替えて、続きの作業を行ってください。
EclipseにTomcatを登録する
Tomcatがインストールできたら、Eclipseに登録して起動できるようにしましょう。
まずは、Eclipseを起動してください。
まずは、サーバータブを表示させます。メニューから「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他…」を選択してください。
ダイアログが表示されるので、上部のテキストボックスにサーバー
と入力してください。
そうすると項目が絞り込まれるので、「サーバー」フォルダの下の「サーバー」を選択して、「OK」ボタンを押してください。
サーバーのタブが画面の下の方に表示されるようになりました。
次に、「使用可能なサーバーがありません。この...」と続くリンクをクリックしてください。
そうすると、次の様なダイアログが表示されますので、サーバーを登録していきます。
今回はTomcat8サーバーを使用するので、サーバーのタイプは「Tomcat v8.0 サーバー」を選択します。
サーバーのホスト名やサーバー名はデフォルトのままで構いません。
サーバー・ランタイム環境はこれから登録する必要があるので、「追加…」をクリックしてください。
新規サーバー・ランタイム環境の登録画面が表示されるので、「参照…」ボタンを押して、先ほどTomcatをインストールしたディレクトリを指定してください。
今回の場合は~/Tomcat/apache-tomcat-8.0.22
となります。
指定できたら、「完了」ボタンを押してください。
再び、「新規サーバー」画面に戻ったら、こちらも「完了」を押してください。
そうすると、サーバーが登録されているはずです。
これで準備はできました。おつかれさまです。