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VirtualBox上のLinuxにGuestAdditionsをインストールして、共有フォルダを設定する

Last updated at Posted at 2016-03-26

目的

VirtualBoxにLinuxをインストールした後、
GuestAdditionsをインストールする方法を毎回忘れて調べる羽目になるので、備忘のためにメモっておく。

環境

ホストOS は Mac
VirtualBox は Version 5.0.4
ゲストOS は CentOS 7.1

試した時期は 2015年の9月頃

前提パッケージのインストール

ゲストOSのインストール時に、開発まわりのパッケージを一緒にインストールする必要がある。
忘れてしまったら、以下の手順で必要なものを導入する。

NWに接続する

まずはNW接続できないといけないので、VirtualBox側でNW設定をブリッジにする。(ブリッジじゃなくてもいいけれど、何も考えずにやるには一番楽チン)

OS起動時のNW接続を有効にする

設定ファイル /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxx を編集して、

ONBOOT=yes

にする。
※OS起動時にNW接続する必要がなければ、この設定は不要。

サービス再起動

service network restart

これでネットワーク接続できるようになるはず。

必要パッケージのインストール

make
gcc
kernel-dev
の3つをインストールする。
yumでOK。

yum -y install make gcc kernel-dev

kernel-devなんかはちょこちょこ更新されているから、バージョン指定したほうがいいかもしれない。
kernelとバージョンが異なると、正しく動かせなくなってしまう。
※makeとgccは必要ないかもしれないが、うろ覚えの記憶ではこの3つが必要だったはず。

GuestAdditionsのインストール

ISOを接続する

VirtualBox側でVBoxGuestAdditions.isoを接続する。
デバイス -> Guest AdditionsのCDイメージを挿入。

GuestAdditionsのインストール

接続したISOをマウントしよう。

mount -r /dev/cdrom /media

ISOをマウントしたら、インストール。

cd /media
sh ./VBoxLinuxAdditions.run

インストールが終わったら、ISOをアンマウントしてOSを再起動してやろう。

cd
umount /media
shutdown -r now

最初の cd はマウントしたディレクトリから移動するために使った。

ここまでが、GuestAdditions がインストール手順だ。

ちなみに・・・

私は gnome とかの GUI まわりをインストールしていないので

Installing find the window System drivers
Could not find the X.Org or XFree86 Window System,
skipping.

と、でてきた。
GUIまわりのものはインストールされなかったようだ。

共有フォルダを設定

VirtualBox側の準備

VirtualBox側の設定 -> 共有フォルダから、共有フォルダを作る。
(例として共有フォルダ名を hoge とする)
この時に入力するフォルダ(=作られるフォルダ)は、ホストOS側だ。

ゲストOSから共有フォルダをマウントする

ゲストOS側で適当なフォルダを作成(例として /piyo とする)して

mount -t vboxsf hoge /piyo

とすればフォルダを共有できるようになる。

以上

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