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Code for DONAN が Code for Hakodate と合流合併するまでのおはなし。

Last updated at Posted at 2015-12-23

Civic Tech Advent Calendar 2015 の12月23日(天皇誕生日)の記事
...のつもりでしたが、既に埋まってましたね。
Code for Hakodate の中村拓也(@deckeye)と申します。

私自身はプログラマではないながらも、
プログラミング界隈の文化というものを追っていたのですが、
Advent Calendarには初参加となります。

Code for Hakodate 代表の杉本涼(@sugryo )に出会うまでの出来事について記します。
それ以降に関しては杉本が書いた24日公開の、[Code for Hakodate の長~い 2015年 を振り返る] (http://qiita.com/sugryo/private/2f3e30666ce53a521a66)
をご覧いただければと思います。

#自己紹介
1986(昭和61)年、北海道函館市生まれ。大学進学の際に埼玉県志木市に引っ越し、就職の際に東松山市、現在は神奈川県横浜市在住。

PC周辺機器・デジタル雑貨・デジタルサイネージのメーカー、地域情報サイト・フリーペーパー・コミュニティカフェ・アンテナショップ・商店会事務局などを運営する会社を経て、
現在は横浜のNPOで横浜市のオープンデータ事業の事務局業務を行っております。

#Code for DONAN が結成され、Code for Hakodate と合流するまでを振り返る

##2014.02.28 International Open Data Day 2014 @横浜大さん橋 CIQプラザ
http://odhd14.okfn.jp/
「オープンデータ」という言葉を初めて知ったのが、このイベントでした。当時は「オープン」な「データ」という単語の組み合わせそのものに興味を持ち、閉じられている情報を社会に開いていくものなのだろうな、とう安易な思いと、「AR(拡張現実)」という技術を使ったまちあるきなど、街を楽しむ技術としても興味深い催しがなされるということで、行ってみました。

この「International Open Data Day(以下、IODD)」、簡単に言うと、オープンデータをテーマにしたイベントを世界各地同じ日にやってしまおうというお祭りのようなもので、2015年には世界200か所以上で行われています。

2014年の横浜会場ではこの頃既に流行り始めていた「ハッカソン」「アイデアソン」だけでなく、「Junaio」というARアプリを使った「ARまち歩き」や、地域のWikipediaの記事を編集する「Wikipediaタウン」やコンテストの表彰なども行われていました。会場も横浜の観光スポット「大さん橋」でと、雰囲気も良い中行われていました。

##2014.05.26 Linked Open Data初心者向け連続講座 @さくらWORKS<関内>
https://www.facebook.com/events/1468278070075380/
その後、この講座でその基本を学びました。(詳細は省略)

##2014.夏 @公立はこだて未来大学
http://www.hakomachi.com/hakoeve/events/
ちょうどこの頃、Facebookで「HakoEve」というサービスを知って感動した私は、ぜひ開発者に会いたいということで、とある人にご紹介をいただきました。

それが現メンバーの兵藤允彦です。そこでHakoEveについて話を聞いたりする中で、IODDで行われていたハッカソンの話をしたところ、とても興味をもってもらい、函館でも開催をしようという話になりました。

##2015.02.21 HAKODATE International Open Data Day 2015 @公立はこだて未来大学
http://www.hakomachi.com/hakoeve/events/view/836
http://idea.linkdata.org/idea/idea1s857i
なかなか話がまとまらず、具体的に動き始めたのが開催の1か月前と、各所に迷惑をかけながらの開催でしたが、なんとか開催にこぎつけ、20名もの方に参加いただきました。なかにはHakoEveを見て参加してくださった方もおり、そのあたりも感動する出来事でした。

このイベントを開催するにあたり、主催者名を決めようとして名付けたのが「Code for DONAN」でした。函館に限らず北海道の南、つまり「道南」の地域課題をITという切り口で解決していけるような団体にしたいということで、「Code for Japan」をはじめ、全国各地で始まっていた「Code for~」の取り組みを函館をはじめ道南地区で進めていこうという思いを込めました。

当日は会場である公立はこだて未来大学で作られたアプリの紹介、2日間をかけてアイデアソンとハッカソンを行うというない内容となり、若干のあわただしさはありましたが、当日はインターネット生放送も行いつつ、無事に終了。その打ち上げでメンバーとして兵藤と数多くのハッカソンに参加していた工藤卓也が加入。3人体制となりました。

##2015.02.28 少し早いランチを食べながら函館のアプリを知ろうの会 @函館地域交流まちづくりセンター cafe Drip Drop
https://www.facebook.com/events/1537869509806786
IODDの際に、「函館にも既にたくさんのアプリがあるのではないか?」という疑問のもと、ひたすら作業するイベントとして、みんなでデータを作ってみようと土曜日の朝食の時間を使ってみました。中村は既に横浜に戻っていたので、兵藤・工藤は現地、遠隔で中村が参加するというイベントになりました。外部からの参加者は1名でしたが、今後はこのように興味を元に、黙々とデータやアプリが作れるようなイベントができれば良いなと個人的には考えています。

##2015.03.30 第4回 OpenGLAM JAPAN シンポジウム 「ウィキペディアタウン・ファシリテーター養成講座」 @横浜開港資料館講堂/さくらWORKS<関内>
https://www.facebook.com/events/719997324783746/
Code for Hakodateの兵藤と工藤が「Wikipediaタウン」の取り組みに興味を持っていたこともあり、ちょうどタイミングよくこの講座が開催、しかも遠方からの参加者には旅費の補助をしていただけるということで、3人に加え、ちょうど東京に滞在中だった未来大の前田実優も参加、主催のOpenGLAM Japanのメンバーであり、Wikipedia日本語版の管理者でもある日下九八氏によるレクチャーを受け、函館でもWikipediaタウンを行う決心をしました。

そのあとの懇親会で、わかりやすさを重視して、Code for DONANをCode for Hakodateに改称してはどうかという話も上がり、改称を検討し初めていたところでした。この日に前田も加入、4人体制となりました。

##2015.04.04 杉本から工藤へ連絡が→合流合併決定
4月に入り、工藤に当時のCode for Hakodateの杉本から連絡がありました。実はこの直前にCode for Hakodateの存在を知ったばかりの出来事だったので、非常に驚きましたが、目的が近いこと、改称の件もあり、スムーズに合併が決まりました。Code for DONANに関しては代表を決めていなかったため、合流後のCode for Hakodateはそのまま杉本が代表に。

##その後
合流後に関しては代表の杉本が記事を作りましたので、ご覧ください。
http://qiita.com/sugryo/private/2f3e30666ce53a521a66

#1年弱を振り返って
よくよく振り返ってみると、Code for DONANを立ち上げ、函館でInternational Open Data Dayを開催してからまだ1年もたっていないことにとても驚いています。2015年4月以降の動きに関しての詳細は代表の杉本に譲りますが、高校1年生になったばかりの彼が函館市内を動き回っていることで、とても多くのつながりが生まれてきているのは本当に驚くべきことだと思っています。

また、函館でアプリを作り、全国のハッカソンに参加して腕を磨いている兵藤・工藤コンビ、Wikipediaタウンの立ち上げに尽力し、当日は完ぺきな仕切りをおこなっていた前田、危ない時や困ったときに声をかけてくれたり、イベント時にはレポートの書き込みをしてくれるアドバイザーの木塚あゆみさん、同じくアドバイザーの青田さんの皆が欠けてはできなかったことばかりだと思っています。

それは作業のタスクをこなせる時間が確保できるかという面だけでなく、並走していることによって自分自身も走り続けていられる精神的な支えという部分が大きいです。会議にしても、作業にしても、横浜でできることはなるべく横浜で行ってきましたが、やはり函館でなければできないことが多く、何度も直接会ってミーティングしたいということもありました。それでもそんななか今まで続けて来られたのは本当に心の支えがあってこそだったのだと思います。

また、このような運営状態のなか、時間をと手間を割いていただいた、未来大の先生の皆さま、イベント参加者の皆さま、市の皆さま、日下さん、岡本さん、ハウモリの皆さま、その他関係各所の皆さまに感謝の言葉を送りつつ、長くなってしまった振り返りの記事を終わりといたします。来年も何卒よろしくお願いいたします。

#今後のCode for Hakodate
Code for Hakodateではいくつかのプロジェクトを展開しております。持ち込みの企画・プロジェクトもあり、来年度には小規模ながら展開していきますので、何卒ご参加をよろしくお願いいたします。
詳細についてはFacebookページにてお知らせしてまいります。
https://www.facebook.com/code4hakodate

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