CentOS6.6に php5.5をインストールしてみます。
環境
CentOS:6.6 (64bit)
リポジトリを追加する
まずepelのリポジトリを追加します。
sudo rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
次にremiのリポジトリを追加します。
sudo rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
これでレポジトリの追加は完了です。
CentOS-Baseリポジトリを一時的にきる
priorityなどで設定もできると思いますが、今回は一時的にCentOS-Baseリポジトリをきります。
これが有効だと 今ですと php5.3がインストールされてしまいます。 (2015/02/09現在)
vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
CentOS-Base.repo
[base]
enabled=0
[updates]
enabled=0
[extras]
enabled=0
[centosplus]
enabled=0
[contrib]
enabled=0
上記のように enabled の部分を 0 にすると無効にすることができます。
enabled= の記述がない場合は追記してください。
php5.5をインストールする
では php5.5をインストールしていきましょう。
yum install --enablerepo=remi --enablerepo=remi-php55 php php-devel php-mbstring php-mcrypt php-mysql
上記でphp5.5がインストールできます。
errorがでて
You could try using --skip-broken to work around the problem
You could try running: rpm -Va --nofiles --nodigest
のような表示が出た場合は
yum install --skip-broken --enablerepo=remi --enablerepo=remi-php55 php php-devel php-mbstring php-mcrypt php-mysql
でインストールができると思います。
phpのバージョンを確認
php --version
PHP 5.5.21 (cli) (built: Jan 21 2015 15:35:14)
Copyright (c) 1997-2014 The PHP Group
Zend Engine v2.5.0, Copyright (c) 1998-2014 Zend Technologies
最後にCentOS-Base.repoのenabledの部分を元に戻して完了です。