概要
RubyでExcelファイルを扱うライブラリは、Win32OLEをはじめとしていくつか存在する。
どれを使用すべきか迷ったので、ざっくり比較してみた。
2014/09/03追記
こちらの方がよくまとまっています。
Ruby - RailsでExcelを扱うGemまとめ - Qiita
ライブラリ
比較
ライブラリ | 読み込み可能ファイル形式 | 書き込み可能ファイル形式 | 特徴 |
---|---|---|---|
Win32OLE | xls, xlsx | xls, xlsx | ・Windows上でのみ使用可能(標準ライブラリに含まれている) ・COMオブジェクトを操作する感じ |
WrapExcel | xls, xlsx | xls, xlsx | ・Win32OLEをラップしてRubyっぽく使いやすくしたもの |
Spreadsheet | xls | xls | ・読み込んだファイルをそのまま上書きすることはできない(別ファイルで書き込む必要がある) ・'A1'形式でのセル指定はできない(ゼロ始まりのインデックスで指定する) |
Roo | xls, xlsx, OpenOffice, Google spreadsheets, LibreOffice, CSV | Google spreadsheets | ・xlsファイルへのアクセスには内部的にSpreadsheetを使用している ・インデックス(1始まり)でも'A1'形式でもセル指定ができる ・書き込みができるのはGoogle spreadsheetsのみ |
Axlsx | N/A | Office Open XML (xlsx, OpenOffice, ...) | ・読み込みはできず書き込みしかできない ・チャートや数式、その他の書式等、細かい指定が可能 ・'A1'形式だけでなく、'A1:D4'形式、'Sheet1!A3:B4'形式でのセル指定が可能 ・商用利用の場合はドネーション推奨 |