Courseraのコースをやってみた。そのレポートをこれから書く。
##モチベーション
個人的に、専門学校とか大学とか、何百万とお金を取る上に、あんまり仕事に役に立つ知識を提供していないなという思いがある。
人によっては奨学金とか借りてひどいことになっている人もいるし。
大学をDisっているわけではない。研究機関としての大学はあってもいいと思う。でも、なんかちょっとおかしい感じがする。
##取ったコース
game design and developmentをやってみた。
Unityによるゲーム開発のコースで、Capstone Projectで集大成となるゲームを作ることになる。
額は月5000円だ。
ちなみにコンテンツの質は高い。Unityプログラミングだったけど、一度も「実行できない!!」という状況に陥ったことはない。
動画の通りに実行したら全て実行できた。コンテンツが古いということもない。
質の高いコンテンツがあり、小テストもあり、課題を出して課題を採点してもらえて、メンターにサポートしてもらえてこの値段は安いと思う。
ちなみに、週2〜5時間と書いてあるけど、
###絶対に5時間で終わりません!!
絶対に10時間はかかります!
ところで、ここで「課題の採点」と書いたけど、別に教授や雇われたメンターが採点をするわけではない。
ここで
###ピアレビュー
というやり方が効いてくるのである。
ピアレビューとは、生徒がお互いのレポートを採点するというものである。かなり丁寧に採点してもらえる。自分も採点をするプロセスで勉強することができる。
この仕組みのお陰で、学費を相当に安く抑えることができる。
ちなみに、全部英語だ。キャプションはついているのでわかりやすいけど、英語はITを学ぶ上で必須なんだなと思わされる。
##結論
学問的なことやプログラミング、フレームワークの使い方を覚える上では、Couseraはいいプラットフォームだと思う。
ただ、問題点も浮かび上がってくる。
僕はサイバー大学を卒業しているのだが、サイバー大学はシステムが古い、コンテンツが古いなどの問題はあるけど、コミュニティがある程度発達している。
Courseraは所属できるコミュニティがほとんど存在しないのである。少なくとも、現時点で日本にはない。
そういう環境が辛い人はこれで勉強は辛いのかなと思う。
あと、大学がやっているものだけど、学位をもらえるわけじゃない。学位とか単位とか、そういうものがないと勉強できない人は辛いかもしれない。
あと、Courseraはしょっぱなからレベルが結構高いので、プログラミングの初心者は「初心者向け」コースを取る必要があるかもしれない。
ちなみに僕はUniversity of the peopleにも入学してみた。MicrosoftとHPが協賛しているアメリカとイスラエルの大学で、学費が4年間で30万だ。(日本人の場合)
講義は全部英語、僕はプログラミングを教える学科に入ってみた。
これもレポートしていこうかと思う。