はじめに
Dynamic DNSを利用する場合、定期的にIPアドレスを通知する必要があります。
一定期間更新されないと利用できなくなったり、IPアドレスの変更に気付かず、繋げられなくなるからです。
Basic認証
Dynamic DNSはBasic認証によるIPアドレスの更新(HTTPリクエストしてきたIPアドレスに設定する)を提供しているので、それを利用します。
wgetでBasic認証をする場合、以下のコードになります。
wget Basic認証のURL --http-user=ID --http-passwd=PWD -O /dev/null
Basic認証のURLとID、PWDは適宜書き換えてください。
-O /dev/nullを付けることで、ゴミが残らないようにしています。
これをシェルスクリプトにしてcron.hourly以下に配置すると、一時間ごとにIPアドレスを通知するため、便利です。
以下はMyDNSにIPアドレスを通知するシェルスクリプトの例。
#!/bin/sh
wget http://www.mydns.jp/login.html --http-user=ID --http-passwd=PWD -O /dev/null
さいごに
wgetでBasic認証することで、Dynamic DNSにIPアドレスを通知する方法を解説しました。