MYSQLの設定からマイグレート実行までの手順を記述。
前提条件:
playのアプリケーションが作られていること。
MYSQLが準備されていること。
##ビルドの設定変更
MYSQLドライバが取得できるようにビルドの設定を書き換える。
(property/build.sbt:ビルドの設定ファイル)
次のようにmysqlドライバの記述を追加する。
libraryDependencies ++= Seq(
jdbc,
anorm,
cache,
"mysql" % "mysql-connector-java" % "5.1.24"
)
##データベースの接続設定
アプリケーションの設定ファイルを書き換える。
(conf/application.conf:設定ファイル)
下記の記述がされるようにコメントアウトを外し内容を修正する。
db.default.driver=com.mysql.jdbc.Driver
db.default.url="jdbc:mysql://localhost/データベース名"
db.default.user=<ユーザー名>
db.default.password=<パスワード>
db.default.logStatements=true
アプリを起動すると自動的にドライバがダウンロードされる。
$ play run
##マイグレートファイル作成
次のディレクトリを作成する。
conf/evolutions/default
次のファイルパスになるようにSQLファイルを作成する。
conf/evolutions/default/1.sql
※2番目、3番目とファイルを足すときはファイル名の数字を増やしていく。
SQLファイルには下記のような記述を行う。
# --- !Ups
create table dummy(
id integer not null,
name varchar(255),
created_at datetime not null,
updated_at datetime not null,
version integer not null
);
# --- !Downs
drop table dummy
※Ups以下はマイグレート時に実行されるSQL
※Downs以下はマイグレート差し戻し時に実行されるSQL
##マイグレートの実行
ホームのURLにアクセスするとマイグレートを実行するかきかれるのでボタンを押して実行する。
(http://ホスト名:9000など)