はじめに
先ほどVirtualBox 4.3がリリースされました。
http://www.oracle.com/us/corporate/press/2033376
ですがまだ vagrant が 4.3 に対応していないので以下のようなエラーが表示され動きません。
10/16 8:26 追記 ここから
Virtualbox 4.3 に対応したバージョンが出ました。 → http://downloads.vagrantup.com/tags/v1.3.5
10/16 8:26 追記 ここまで
Vagrant has detected that you have a version of VirtualBox installed
that is not supported. Please install one of the supported versions
listed below to use Vagrant:
4.0, 4.1, 4.2
そこでコマンドから既存のVMを操作する方法を。(ちなみにVirutalbox限定)
VM 一覧で vmname もしくは uuid を確認。
まずはVMの一覧から vmname もしくは uuid を確認します。
VBoxManage list vms
実行すると以下のような感じで出力されます。
"wheezy64" {ec1a8357-f4ae-4463-bdfc-5fff34bc054c}
"web_default_1378518607" {7a6e33a4-b34b-4ed3-8b77-2e4ff86fdb04}
"wp_default_1381838856" {45537216-ad10-4460-93d7-4a19d45732c9}
このうち、 "web_default_1378518607" が vmname で、{7a6e33a4-b34b-4ed3-8b77-2e4ff86fdb04} が uuid です。
ヘッドレスでVMを起動する
画面を伴わない方法で起動したいので、--type headless
オプションを追加して起動します。上記のコマンドで取得した vmname もしくは uuid を指定してください。
VBoxManage startvm {vmname|uuid} --type headless
SSHでつなげる
あとは以下の要領でSSHに繋げられらはず。
ssh localhost -p 2222 -l vagrant
その他
その他、使えそうな主なコマンドは以下の通りです。
- 電源 Off
VBoxManage controlvm {vmname|uuid} poweroff
- 一時停止
VBoxManage controlvm {vmname|uuid} pause
- 再開
VBoxManage controlvm {vmname|uuid} resume
多分このくらいあれば問題ないと思いますので、対応されるまで どうぞです。
ちなみに vagrant で設定していたポート転送などについては、そのまま使えていますが、環境によっては使えないかもしれません。