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【初心者向け】プログラミングソフトRobipで、ESP-WROOM-02開発ボードをWi-Fi経由でプログラム更新が出来る様にする

Last updated at Posted at 2016-05-22

アップデート情報

  • 2016.6.8 「書き込み用ツール」の一部修正を行ないました。ダウンロードURLはそのままです。

ESP-WROOM-02開発ボードとは?

IMG_0687.png
ESP-WROOM-02開発ボードはスイッチサイエンスで製造販売をしているESP8266EXを搭載したWiFiモジュール及びマイクロUSBが内蔵されている基板です。
現在は、スイッチサイエンスのサイトから購入が可能です。
販売価格2,160円です。※2016年5月22日現在
ESP-WROOM-02開発ボードの購入

ビジュアルプログラミングアプリRobipとは?

ニャンパス株式会社が開発した、ビジュアルプログラミングアプリです。同じくニャンパス株式会社が開発したHaLake Kitは勿論の事、ESP-WROOM-02 Wi-FiモジュールやESP-WROOM-02開発ボード等に、プログラムを書き込む事ができる開発環境の事です。
Wi-Fi経由で書き込む事が可能な為、PCを使わず開発が行なえます。
プログラミングソフトRobip

はじめに

ESP-WROOM-02 Wi-FiモジュールやESP-WROOM-02開発ボードを購入し使用する場合、多くはArduino IDEを使用するかと思います。
しかし、初心者の多くはシリアルポートやマイコンボードの設定など、プログラム作る手前で、難しさを感じてしまうかたも多いのではないでしょうか?
ビジュアルプログラミングアプリRobipは、そういった煩わしさを解消し、1度ご自身のESP-WROOM-02に、Wi-Fi設定を書き込めば、アプリからプログラムを作り、Wi-Fi経由で、ESP-WROOM-02自体に書き込む事が可能な、Androidアプリです。
例えば、取得したセンサーのデータをWi-Fi経由で送る。
インターネット経由で、なにかしらのアクションを起こすとESP-WROOM-02についているLEDを光らすなど、インターネットを介した、おもちゃや、プロダクトを比較的容易に作る事ができます。

まずはプログラミングソフトRobipに登録する。

https://robip.halake.com/editor.htmlにアクセスして、会員登録を済ませてください。
スクリーンショット 2016-05-22 18.31.54.png

Wi-Fiの設定を登録する。

右側のアイコンをクリックし「設定」を選びます。
ハンバーガーアイコン.png

写真の様な画面が表示されたら、下記の様に入力してください。
※Robip IDを設定する事で、ESP-WROOM-02開発ボードに電源がはいった場合、自動的にRobip IDのプログラム更新の有無をサーバに確認しにいきます。
Robip ID:お好きな英数字を決めてください
WiFi(1):アクセスポイントとSSIDを登録してください。
Wi-Fi設定.png
設定後「閉じるを押して終了してください。」

ビルドする

ビルドを行ないます。
ビルド.png

ESP-WROOM-02開発ボードに設定した内容を書き込む

こちらから、書き込み用ツールをダウンロードしてください。
インストール後立ち上げていただくと下記の様な画面が表示されます。
書き込みツール.png

ESP-WROOM-02開発ボードに設定した内容を書き込む

ESP-WROOM-02開発ボードの「FLASH」ボタンを押しながら、PCに接続します。
マイコン2.png

「FLASH」ボタンを押した状態で「書き込み用ツール」のリロードを行って頂くと、USBserialポートが表示されます。
書き込みツール2.png

Robip IDは先ほど設定したIDを入力し、ポートは、USBserialポートを選び、「書き込む」ボタンを押します。
書き込みツール3.png
書き込みが終了したら、ESP-WROOM-02開発ボードをPCから外してもOKです。
ビジュアルプログラミングアプリRobipでビルドを行なったら、ESP-WROOM-02開発ボードを再度電源をONして頂くだけで、ESP-WROOM-02開発ボードがWi-Fiを経由し、最新のプログラムを取得します。

是非ビジュアルプログラミングアプリRobipと一緒に使ってみてください。

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