SEOの実装確認は大変
SEO施策の実装確認はなかなか骨の折れる作業です。
なぜ大変かというと、
- 1ページあたりの確認量が多い
- 確認対象のページ数が多い。 の二重苦があるからです。
筆者も昔は目視で大量のURLのSEO実装状況の確認をしていたので、
非常に大変でした。
よくある確認方法
確認対象となるURLをクリップボードにコピー
↓
ブラウザ上でPastyを使用し、各タブに展開する。
↓
各タブでMETA SEO inspectorを使って確認する。
とかではないでしょうか。
筆者は昔この方法で確認していました。
今回紹介する方法
GoogleSpreadsheetを用いて
簡単にSEO施策の実装確認ができるツールを作りたいと思います。
ポイントは大きく2つです。
- IMPORTXML関数
- XPath指定
IMPORTXML関数
XML、HTML、CSVからデータをインポートする関数です。
=importxml("$取得したいURL$”,"//$xpath$")
というように記載をします。
今回はSpreadsheetのセルにURLを入力し、
そのセルを指定する形にしたいので、
=importxml($取得したいURLが書かれたセル$,"//$xpath$")
という形で記載をします。
※IMPORTXMLについての詳細はこちら
XPathを指定する
SEO上頻繁に施策を行う(=頻繁に確認対象となる)HTML要素については、
以前に筆者が下記の記事にまとめたので、
こちらを参照してください。
http://qiita.com/cultiva_k/items/6fd6bc8c618ff3706519
アウトプット
これらを組み合わせると、
下記のようなスプレッドシートが作成できます。
該当のHTML要素が存在する場合には、
その内容を取得してくれます。
一方で、該当の要素が存在しない場合には、N/A
が返されます。