はじめに
量子コンピュータ(シミュレータ)を一般に気楽に利用できるようになり,
手軽に試すことのできる時代が遂にやってまいりました。
IBM Qの利用開始まで,1量子ビット同士の加算は,下記にわかりやすく記事にされています。
http://qiita.com/kjtnk/items/8385052a50e3154d1022
上記ふまえた上で,自分でも少し触ってみました。
1量子ビット同士以上の加算
今回は,量子ビットq[0],q[1],q[2]の加算を試してみました。
結果が8通りですので,shotsを上限8192に設定すれば,0.125に近づくはずです。
使用したゲート : アダマール演算ゲート,トフォリゲート,制御NOTゲート
q[0],q[1],q[2]:アダマール演算により,0・1の重ね合わせ状態
q[3]:q[0],q[1],q[2]の直和
q[4]: 桁上がりの計算
もつれ状態の生成
5量子ビットのもつれ状態(GHZ状態)の生成をしたいと思います。
(The number of shots:8192)
最後に
シミュレータで計算させて結果を気楽に見ることができるので,非常に勉強になります。
興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ショアのアルゴリズムやグローバーのアルゴリズムも,シミュレータで試すことができると思われます。