はじめに
当方プログラマーで汚れや傷、模様とか描き方が分からずいつも単色のテクスチャを使っていました。
Before
レンダリングはUnreal Engine4。物理ベースレンダリングなのでまだそれっぽく見える。
After
そこでSubstance Painterです。
プリセットに色々用意されており、一切描かずともそれっぽいテクスチャを作れます。
質感がそれっぽい!
導入
Substance Painter
ひとまず使用するには30日体験版が良いと思います。
もし使えそうであれば、Substance Liveが$19.9/月でSubstance Designer、B2Mも使えて良い感じがします。
- buyページ( https://www.allegorithmic.com/buy )の「DOWNLOAD Try 30 days for free」タブからSubstance Painterの「Download」ボタンを選択。
- アカウントでログイン(無ければ「CREATE AN ACCOUNT」で新規作成)
- 後は良い感じにインストール。
参考サイト
作成
初期設定
- メニューバーの「ファイル」→「新規」。
- ウィンドウが出てくるので、「メッシュ」欄の「選択」ボタンでモデルデータを読み込む。
ここで、モデルはUV展開をしておく必要があるので注意です。
- 読み込みました。
- 「TextureSet Settings」欄で「+」ボタンで「Anbient Occlusion」を選択。その後「Bake Texture」ボタンを選択。
- 「Output Size」だけ変更して「Bake textures」ボタンでテクスチャをベイクする。
これで、メッシュから法線や、Ambient Occlusion、曲率など各種テクスチャを自動生成してくれます。
ベースカラー設定
基本カラーを設定します。
- 「レイヤ」欄の「Layer1」を右クリック→「Add Fill」で塗りつぶしを追加
- 塗りつぶしを選択、「Properties」欄でマテリアルモードを「Painted steel」に、「Advanced Parameters」で「Paint Color」を調整
エッジ汚し
角になっている所を汚します。
- 「レイヤ」欄の「+」ボタンで新規レイヤーを追加。右クリックで「Add fill」で塗りつぶしを追加。必要ならマテリアルを調整。
- (1)のレイヤーを右クリック、「Add black mask」でマスク作成
- マスクを選択した状態で右クリック→「Add generator」。作られた効果を選択、「Properties」欄で「Generator」ボタンを選択して「MG Edge Damages」を選択。必要ならパラメーターを調整。
汚れ
全体的な汚しを入れます。
擦れた感じ
他にも、Generatorの「MG Fiber Glass Edge Wear」を使うと、鉄が擦れた感じも出来ます。
結果
まだ簡単に調整しただけですが、こんな感じに一切描く事も無くパラメーター調整だけで使ってる感が出たかと思います。
出力
- もんしょの巣穴さんが詳しいです。(丸投げ)
http://monsho.blog63.fc2.com/blog-category-7.html
非アーティスト向けのSubstance Painter(2)はこちら:http://qiita.com/com04/items/32050dca5f5cb3acd1f4