最近、MacBook Airを処分し、VAIO Pro 13(SVP132A1CN)を購入した。
Macを卒業した理由は自由なUNIX環境が欲しかったから。
El Captainで課せられた制約を受け入れがたかったため、手放してWindowsマシンに回帰することにした。
普段はWindows 10+Virtual Box+Vagrantで作業しているが、ハードウェアを制御したい場合や性能を得たい場合にはネイティブなLinuxが必要な場合もある(かといって100%常用するわけではない)。
そこで外付けのUSBディスクを用意し、USBブータブルなUbuntuを構築することにした。
ところで、VAIOのUEFIの仕様がいまいち汎用性に欠けるため、ブートできるディスクを作るのに難儀したのでメモを記す。
USBブータブルなUbuntu作成手順(初回手順)
- USBディスクにするSSD(or HDD or USBメモリ)にUbuntuを、他にディスクを一切繋がないデスクトップPCでインストール(私は内蔵SSD 120GBを購入)
- デスクトップPCでUbuntuを起動し
/boot/EFI/ubuntu/*
を/boot/EFI/Boot/
にコピー -
/boot/EFI/ubuntu/shim*.efi
を/boot/EFI/
にコピー - インストール完了したSSDをUSB外付けケースに換装
- VAIOのBIOS設定を実施
- Intel(R) AT Support System: Disabled
- Secure Boot: Disabled
- Boot Mode: UEFI
- External Device Boot: Enabled
起動手順(VAIOでいつもやること)
- USBディスクをVAIOに接続(手前の非充電用ポート)
- AssistボタンでVAIOを起動
- 「外付けディスクから起動」を選択
※ BIOS設定で起動順をExternal Disk優先にしておけば上記2,3手順の代わりに通常の電源ONでOK
Grubのアップデートを行った場合
- 再起動前に上記初回手順の2,3を行う