概要
エンジニアを始めて1年程度ですが、先日、Mac Book Airの11インチから、Mac Book Proの15インチに買い換えました。
(快適すぎてやばいです。なんだかんだ持ち運びも慣れますし。)
その時に作業したことのまとめです。
買い換えた人でなはなく、初めてMacを買った人にも参考になるかと思われます。
Time Machineを使わなかった理由
Macを買い換えると、Time Machineという機能で、一気にデータ移行することが出来ます。
しかし、僕は手作業でやることを選びました。
その理由は、
- 初心者の時にインストールした余計な様々なものや不要なものがコピーされるのがイヤだった
- 大事な資料、アプリなど、頭の整理になる気がした
- 結局Time Machineを使っても、手作業でやらないといけない部分がある(らしい)
といったところでした。
実際手作業で移行してみて
所要時間はぜんぶで3時間程度でした。
新しいMacで作業して1ヶ月程度経ちますが、なんの不自由もありません。
今までいかに不要なアプリケーションやらよく分からない書類に溢れていたのかを思い知る結果となりました。
実際の作業内容
1. 前のMacの中身を整理する
特にDocumentsディレクトリにある大事っぽそうなものをピックアップしていきます。
具体的には、
- 大事な書類
- pdf形式の電子書籍
- プレゼン資料
あたりです。
これらはUSBメモリーに入れておくか、軽めのファイルはgoogledriveとかにアップロードして、必要に応じて新しいMacにも移行しました。
2. Appをインストールする
僕がデスクトップでよく使用していたアプリは、
- Chrome
- LINE
- Slack
- Evernote
- Sequel Pro
- Kobito
この辺でしたので、順次インストールしていきました。
Kobito以外はクラウドなので一瞬で使えるようになります。
3. Kobitoの内容を移行する
メモ系のアプリとして圧倒的にKobitoを利用しており、しかも大半はローカルにしか無かったので、どうしても移したかったという経緯があります。
実はkobitoのデータは、
~/Library//Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/Kobito.db
というファイルに保存されています(知らなかった〜)。
なので古いMacの方で、
cp ~/Library//Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/Kobito.db ~/Desctop/kobito_copy
とコピーして、コピーしたkobito_copy
をAirdropで新しいMacに渡します。
そして新しいMacで、
cp ~/Downloads/kobito_copy ~/Library//Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/Kobito.db
とコピーします。Kobitoを開いて確認するとちゃんとデータが反映されていて、めでたしめでたしです。
4. sshの鍵
基本的に開発しているアプリケーションは全てクラウド上にあるので、sshのための鍵だけコピーすれば事足ります。
これもkobitoのデータ移行と大体同じで、
-
/.ssh/
以下のファイルをコピー - Airdropで送る
- 新しいmacで
/.ssh/
に置く
という手順で問題なく行けます。
5. ターミナルとvimの設定
ターミナルは開いた瞬間、色やフォントを今までのように変更しました。
またメインのエディタとしてvimを使っていたので、これも前Macの./vimrc
の内容をコピペして終了。
6. Githubと通信できるかのチェック
自分のリポジトリとかで、ちゃんとclone, pull, commitあたりをできるかチェック。
僕の場合はここまでの過程で./gitglobal
のメールアドレスの設定のみ上手くいっていなかったので、そこだけ設定したら、あとは今まで通り使用可能でした。
7. Railsまわりの設定
通常の開発環境設定と同じです。
mysql、rbenv、gemなど順次設定していきました。
OSがEI Capitanになってbundle install
で今まで遭遇しなかったエラーに遭遇して多少時間ロスしましたが、特に問題なく、1年前に苦労して環境設定していた頃からの成長を感じました。
まとめ
他にも細かい内容はあった気がしますが、大体ここまで述べた感じで、調べる時間も込みで3時間程度で開発再開できました。
余計なものが色々なくなり頭の中も整理された気がするので、ぜひ、新しいMacを購入された方は手作業でデータ移行してみてください。