Stackとは
cabalを置き換えるようなものだと思えば良い。
詳しくは先人の皆様方の記事を見るのが手っ取り早く、かつ正確である。
「Haskellやったことないよ〜〜〜」という人はこちら
「開発に至った詳細な背景etc.が知りたい…!」という人は、こちら
実際にやってみる
とは言ったものの、QuickStartの丸写しなんだけども…
Stackのダウンロードとインストール
筆者の環境はMacなので、この場合は公式ページから直接バイナリを落とす。
その上で、PATHの通っているところにバイナリをおけば良い。
公式サイトでは、Windowsなら%APPDATA%\local\bin
、Macなら$HOME/.local/bin
へインストールするようにと案内されている。また、Ubuntu・Debian・CentOS / Red Hat・Fedora・Arch Linuxではパッケージが提供されているので、この場合は何も考えず普段通りのことをすれば良い。
Stackの実行
まず、stack templates
で用意されているtemplateを確認する。
いくつか候補が出てくるので、yesod-*
という名のtemplateのうちいずれかを選択して、stack new
する。
# stack new PROJECT-NAME TEMPLATE
# 以下、PROJECT-NAME = test、TEMPLATE = yesod-simple とする
$ stack new test yesod-simple
Downloading template "yesod-simple" to create project "test" in test/ ...
Writing default config file to: ***/stack.yaml
Basing on cabal files:
- ***/test.cabal
Checking against build plan lts-3.5
Selected resolver: lts-3.5
Wrote project config to: ***/stack.yaml
$
そして、次のコマンドを無心で叩けば良い。
いずれも、わりと時間がかかるのでお茶でも飲んで待とう。
$ stack install yesod-bin cabal-install --install-ghc
...
$ stack build
...
$ stack exec -- yesod devel
正常にyesodが起動すると、その旨がターミナルで通知され、yesodはアイドル状態に入る。
ターミナル上に表示されたURL(デフォルトで http://localhost:3000/ である)へアクセスすると、
正常にyesodが動いていることが確認できる。
なお、yesodを停止したい場合は、ターミナル上でquit
と入力してEnterすれば停止する。