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fenrirにMigemoを導入する(2017年版)

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色々調べてやったけど、書いてあることがバラバラでスゲェ混乱したのでメモ。

パッケージのダウンロード

全部必須。

配置

fenrirを適当な場所に解凍。

fenrir.exeがあるのと同じフォルダに、以下を配置。

① cmigemo-default-win32(64)-20110227.zip内の、dictフォルダの中の、cp932サブフォルダを、「dict」とリネームして配置。

dict
┣han2zen.dat
┣hira2kata.dat
┣migemo-dict
┣roma2hira.dat
┗zen2han.dat

この5つが入っているはず。

②bregexp.lzh内の、BREGEXP.DLLのみ。

余談

fenrir.exeがあるのと同じフォルダというのは、普通にfenrirを起動した場合の作業フォルダのこと。

/dirオプションを利用すると指定のフォルダ以下を検索することができるが、ここで指定したフォルダは「作業フォルダ」ではない。(インスタントコマンドにおける%W変数に格納されない。)

作業フォルダが変わるのは、Windowsショートカットを作るかランチャ系アプリに登録するかして、わざわざ別の作業フォルダを指定した場合のみ。

そんなめんどうなことはしなければいいのだが、インスタントコマンドで別の作業フォルダを参照したい場合は変えるしかない。

その場合、「作業フォルダにdata\fenrir.iniがなければ/inifileオプションを指定」→「作業フォルダにdictフォルダがなければiniファイルでMigemoDictPathを指定」でMigemoが使える。MigemoDictPathについては後述。

設定

data\fenrir.iniが存在しない場合、fenrirを一度起動し、終了する。するとdata\fenrir.iniが作成される。

その後、fenrir.iniのmigemo関連項目を変更する。以下設定例。

MigemoMode=2
MigemoStrings=
MigemoDictPath=
MigemoStartLen=3

MigemoMode :Migemoを使用するかどうか。どのモードで使用するか。
MigemoStrings :MigemoMode=1の場合の起動文字列。
MigemoDictPath:migemo-dictファイルのパス。dictフォルダのパスではない。通常は設定の必要はない。フルパスもしくは作業フォルダからの相対パスで記述。
MigemoStartLen:Migemoを起動する文字数。初期設定は3文字=2文字までは起動しない。

MigemoMode=0では、Migemoを使用しない。

MigemoMode=1では、MigemoStringsの入力によりMigemoを起動する。例えば、以下のような設定で、pathに「C:\app\あふ」が含まれるとすると、「@afu」でヒットする。

MigemoMode=1
MigemoStrings=@
MigemoDictPath=
MigemoStartLen=3

MigemoMode=2では、大文字入力によりMigemoを起動する。例えば、「Afu」でヒットする。

MigemoMode=3では、小文字入力によりMigemoを起動する。例えば、「afu」でヒットする。

編集が終わったら、fenrir.iniを保存した上で、fenrirを起動する。これでMigemoによるローマ字日本語検索ができるようになっているはず。

注意点

fenrir.iniを編集するエディタに注意。文字コードが変更されるとfenrirが正常に動作しなくなる場合がある。

実際、UTF-8モードのoeditで編集したらえらい目にあった。文字コードSJISで改行コードCR+LFなら大丈夫だと思うのだが、とりあえずメモ帳でやれば確実。

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