Google の 2 段階認証のバックアップコードのように絶対に他人に見られてはいけないが,アクセスしたい時にアクセスできないと困るので Dropbox(https://www.dropbox.com/) や Catch(https://catch.com/) に入れておきたいデータを管理する Tips をお届けします
暗号化
gpg
を使います
gpg -c ファイル名
とやるとパスフレーズを聞かれるのでできるだけ長いパスフレーズを打ちます
今回は管理を簡略にするため公開鍵ではなく共通鍵を利用するのでできるだけ長いパスフレーズを心がけてください
パスフレーズを打つと ファイル名.gpg
というファイルができます
復号化するときは
gpg ファイル名
とやるとパスフレーズが聞かれるので答えます
このファイルは Dropbox に突っ込めます
Base64 エンコード
ファイルだと Catch には突っ込めないので Base64 エンコードします
base64 ファイル名 > Base64エンコード済みファイル
とやると Base64 エンコードされます
標準出力に吐かれるのでリダイレクトしましょう
この状態なら Catch に貼れます
デコードは
base64 -d ファイル名 > Base64デコード済みファイル
とやります
こちらも標準出力に吐かれるのでリダイレクトします
スクリプトで自動化
gpg
のパスフレーズ入力をスクリプトで行うには
echo パスフレーズ | gpg --passphrase-fd 0 --batch -c ファイル名
というようにパイプでパスフレーズを渡してやるとうまく行きます
これで『暗号化』・『お手軽アクセス』を両立できると思います
まとめ
gpg
も base64
も UNIX 環境であれば最初から入っていることが多いと思うのでどこでもお手軽に使えます
お試しあれ