Node.jsのバージョン管理
当たり前の人にとっては当たり前の内容です。
ほとんど自身の備考録みたいなものとして残します。
そもそもなぜバージョン管理が必要か?
- Nodeのバージョンアップデートが激しい
- 早く新しい機能を使いたいのと,安定した機能を使い続けたい,が半々
- 仕事とプライベートで使い分けたい
- SWのシステム要件でサポートされるバージョンが違ったりする
- チーム開発時と,個人で使い分けなければならない(2番目と似たようなもん)
使用するツール
- 環境: Mac OS X 10.10.5
- homebrew
- nodebrew
homebrew
Macで使用する様々なツールのパッケージ管理ツール
例えば,
- Cordova
- Docker
- Git
- etc.
インストールコマンド: brew i Docker
インストールされるディレクトリ: /usr/local/Cellar
nodebrew
Macで使用するNode.js/io.jsのバージョン管理ツール
必要な複数のバージョンのNodeをインストールしておき,使いたい時に,任意のバージョンを指定すれば良い
Macで使えるようにする
-
homebrewのインストール
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
-
nodebrewのインストール
brew install nodebrew
==> /use/local/Celler/にnodebrewディレクトリが生成される -
nodebrewのセットアップ
nodebrew setup
==> $HOMEに.nodebrewが生成される -
nodebrewのパスを通す
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
==> $HOME/.bashrc(もしくは.bash_profile)に上記を追記 -
設定を有効化
source .bashrc(.bash_profile)
-
使いたいNode.js/io.jsを指定してインストール
nodebrew install-binary v.4.2.2
==> nodebrew ls-remoteで,リポジトリにあるバージョンを確認し,任意のバージョンを指定すれば良い -
使用するバージョンを指定
nodebrew use v4.2.2
まとめ
今回は,MacでNode.jsのバージョン管理のためのツール導入方法を書き残した。
homebrew > nodebrew > Node.js
このようにした理由は,以下の3つ
- あらゆるパッケージ管理をすでにhomebrewで行っており統一したい
- Node.jsに関しては複数バージョンを併用したい
- homebrewのリポジトリはNode.jsの欲しいバージョンがない(追加されるのが遅い)